「これまだ終わってないの?」ストレスが溜まると小言を言う先輩。我慢していた私を救った意外な人物とは
小言ばかり言う先輩
以前勤めていた会社での、ある出来事です。
同じ部署に、普段は優しいのに忙しくなると急にピリピリし出す先輩がいました。
しかも、そのストレスの矛先はなぜかいつも私。他の人がいる前でも、平気でチクチクと小言をぶつけてくる毎日です。
「ちょっと、これまだ終わってないの?」
「これもできてないの?本当に困るんだけど」
周りもその理不尽さに気づいているはずなのに、誰も見て見ぬふり。
私自身も波風を立てたくなくて、ただひたすらに耐え忍ぶしかありません。
そんなある日、会議の資料を準備していたときのこと。
いつものようにイライラした様子の先輩が、フロアに響くような声で私を責め立ててきました。
「ねえ、この資料全然違うんだけど!ちゃんと確認して作ってる?」
一斉にこちらへ集まる、周囲の視線。
しかし、間違っていたのは私ではありません。そもそもの原因は、先輩から渡された元のデータが古かったこと。
(まただ……。でも、ここで言い返したらもっと面倒なことになる)
その場の空気に圧され、ぐっと唇を噛み締めてうつむいていた、まさにその瞬間。
私を救ったのは意外な人物
「それ、彼女のせいじゃないですよ。先輩が渡したデータが、去年のものだったはずです」
フロアに響き渡った、凛とした声。声の主は、同じチームの後輩でした。
みんなの前で、ハッキリと私を庇ってくれたのです。
これには先輩も一瞬ハッとして硬直。
「あ……そうだったかも」
バツが悪そうに小さな声で呟く先輩。
すると、張り詰めていた周りの空気も「なんだ、勘違いか。それなら仕方ないね」と一気に緩みます。
(すごい……!)
心の中で、思わず大拍手。
ずっと胸の奥につかえていた重たいモヤモヤが、スーッと晴れていくのを感じました。
職場で初めて「自分には味方がいるんだ」と実感でき、涙が出そうになるほど救われた瞬間です。
驚いたことに、その日を境に先輩の態度は一変。
忙しい時期でも、私にだけキツく当たるようなことは見事になくなったのです。
勇気を出してズバッと言い切ってくれた後輩。彼女には、今でも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














