「まだやり方を教わっていないのですが…」社会人1年目、配属先でのブラック労働。だが、突如上司が呼び出しをくらったワケ
研修もしない上司
憧れの会社へ入社し、希望に満ち溢れていた社会人1年目の春。
ところが、配属先で私を待っていたのは、想像を絶する「地獄」の幕開けでした。
「これ、今日中に終わらせて。当然できるわよね?」
デスクに置かれたのは、見たこともない複雑な集計資料の山。
「あの、すみません。これ、まだやり方を教わっていないのですが……」
恐る恐る尋ねる私に対し、上司はわざとらしいほど大きなため息をつきました。
「はあ?そんなの自分で考えればわかるでしょ。新人のくせに甘えないで。私の手を止めないでちょうだい」
研修なんて、一度もなし。右も左もわからないまま、毎日山のような業務を押し付けられる日々。
ミスをすれば「やる気がない」と怒鳴られ、周りの先輩たちも上司の顔色を伺って見て見ぬふり。
役員の呼び出し
そんなある日のこと。オフィスが妙にざわついていることに気づきました。
「ちょっと、今すぐ会議室へ来なさい」
厳しい表情をした本社の役員たちが突然現れ、上司を連れて行ったのです。
数時間後、部屋から出てきた上司の顔は、見たこともないほど真っ青。
「……すぐに荷物をまとめて、出ていきなさい」
役員の無情な通告。上司は震える声で反論を試みます。
「な、なんでですか!私がいなくなったら、この部署は回りませんよ!」
「君が部下に無茶な仕事を押し付け、実績を自分のものにしていた証拠。そして、経費を私的に流用していた裏付けも取れている。言い逃れはできないぞ」
なんと、上司の悪事はすべて上の人たちに筒抜けだったのです。
「……君のせいか!新人のくせに余計なことを!」
去り際、私を指さして叫ぶ上司。
しかし、そこへ役員の方がピシャリと言い放ちました。
「いい加減にしたまえ。彼女は君の尻拭いをさせられていた被害者だ」
その瞬間、張り詰めていた糸が切れたように、心がスッと軽くなる感覚。
後日、その上司は正式に解雇。今は新しい上司のもと、基礎から丁寧に仕事を教わっています。
あの時のことを今でも思い出すたびに、胸がすく思いです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














