「地味な仕事なんて夢がないわよ」ハイスペ婚を自慢する友人の婚約者が、私の夫を見た瞬間に顔面蒼白になった理由
「今日は奢ってあげる」高級店で始まったマウントの嵐
「結婚するなら年収2000万以上のエリートじゃないと!」それが、大学時代からの友人の口癖でした。
昔から「ハイスペ婚」への執着が凄まじかった彼女。地元の小さな会社で事務職として働く私の夫のことは、集まるたびに格好の標的です。
「そんな地味な仕事、安定してるだけで夢も刺激もないよね。私なら絶対無理!もっと上を目指せばよかったのに」
そんな彼女からある日、「ついに理想のIT企業役員を捕まえた!」と興奮気味の報告が届きました。
よほど自慢したかったのでしょう。「私の彼を紹介するから、夫婦で食事しましょう」としつこく誘われ、断りきれずに4人で会うことになったのです。
彼女が指定したのは、場違いなほど背伸びした超高級レストラン。席に着くやいなや、彼女は私のバッグをチラリと見て鼻で笑いました。
「そんな安物のバッグ、こういうお店には似合わないわよ。まあ、そちらの家計じゃ一生来られない場所だもんね。今日はうちの彼が奢ってあげるから、安心して好きなものを食べなさいよ」
隣で苦笑いする夫をよそに、彼女の独壇場は続きます。そこへ、少し遅れて彼女の婚約者が現れました。
「お待たせ、仕事が長引いちゃって……」
意気揚々と現れた彼。
しかし、私の夫の顔を見た瞬間、その表情は一変。まるで幽霊でも見たかのように顔面蒼白になり、その場に凍りついたのです。
夫の正体を知ったエリート婚約者の末路
沈黙を破ったのは、夫の意外な一言でした。
「あれ、〇〇さんですよね?お久しぶりです。役員になられたんですか?」
彼は滝のような汗をかきながら、「い、いや……それは、その……」と激しく動揺し、言葉に詰まっています。
実は、夫には別の顔がありました。趣味で運営している技術解説ブログが業界ではかなり有名で、その彼が「役員」だと言い張っていたスタートアップ企業に、技術顧問として外部からアドバイスを送っていたのです。
夫は静かに、けれど逃げ場のないトーンで言葉を重ねます。
「確か、この前お会いした時はエンジニアの平社員でしたよね。それに、その指輪も……僕がよく行く中古ショップに置いてあったレプリカに似ている気がしますが」
彼女が自慢げに見せつけていた高級ブランドの指輪まで「偽物」だと指摘された瞬間、彼は「失礼します!」と叫び、逃げるように店を飛び出して行きました。
呆然と立ち尽くす彼女を横目に、夫がぽつりとこぼしました。
「嘘で塗り固めたスペックより、誠実さの方が大事だと思うよ」
後日、彼女はその彼と破局。マウントをとる相手がいなくなったのか、私への連絡も一切途絶えました。
他人を年収や肩書きだけで判断し、見下し続けた彼女が、一番「中身のない男」に騙されていたという結末。皮肉な結果に、申し訳ないけれど最高にスカッとした出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














