「ねえ、これやったの誰?」絶対に自分の非を認めない先輩。そんな先輩を見て固めた決意とは
私は知らないと言う先輩
私の職場は、ミスを防ぐために業務のダブルチェックが基本。
しかし、何かトラブルが起こるたびに、フロアに響き渡る声があります。
「ねえ、これやったの誰?」
声の主は、私よりも社歴の長い先輩。
ミスを見つけるのは早いのですが、その後の対応にいつもモヤモヤさせられるのです。
先日も、入社したばかりの新人さんが担当した業務でちょっとしたミスが発覚しました。
まだ仕事に不慣れな時期。誰だって最初は間違えるものだし、そこをフォローするのが先輩の役目だと私は思っています。
しかし、その先輩の口から出たのは信じられない言葉でした。
「あ、それ?そこまでは私がちゃんと確認したんだけどね」
「でも、この最後の部分は新人さんがやったから。私には関係ないし、知らないよ」
まるで自分には一切責任がないと主張するかのような、冷ややかな一言。新人さんは身を縮めて、今にも泣き出しそうな顔をしています。
確かに、先輩の言うことは事実かもしれません。
最後の作業をしたのは新人さんで、先輩の言い分は正論。でも、だからといって突き放すのはどうなのでしょうか。
心の中で、私は思わずツッコミを入れてしまいました。
(誰がどこでミスをしたか、そこまではっきり見ているなら、その時に教えてあげたらいいのに!)
決してこんな先輩にはならないという決意
ダブルチェックの意味とは何でしょうか。
お互いにカバーし合い、チーム全体でミスを防ぐためのシステムのはず。「自分は悪くない」と責任逃れをするためのものではありません。
「大丈夫?ここは間違えやすいから、次からこうやって一緒に確認しようね」
私が求めているのは、そんな温かい声かけ。先輩の責任を押し付けるような態度を見るたびに、職場全体の空気がピリピリと張り詰めるのを感じます。
「私は絶対に、こんなふうにはならない」
先輩の背中を見つめながら、固く心に誓う私。後輩が困っている時に手を差し伸べられない人には、いざという時に誰も協力したいとは思わないはずです。
「よし、私が新人さんのフォローに入ろう」
モヤモヤした気持ちを切り替え、私は新人さんの席へと向かいました。反面教師がいるおかげで、自分がどうあるべきかがはっきりと見えた気がします。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














