「十分なお金がすでにあるのよ」と投資マウントを取る隣人。だが、たまたま居合わせた夫の言葉で状況が一変
「うちは老後安泰なのよ」止まらない自慢話
家の前で鉢合わせると、必ずと言っていいほど始まるお隣さんの自慢話。
今日もまた、捕まってしまいました。
「この前ね、夫と老後の話になったんだけど……」
「へえ、そうなんですね」
相槌を打ちながら、早く会話が終わらないかと心の中でため息。
ご近所さんの話は、いつも決まって最後は自慢にたどり着くのです。
「うちは夫が早くから投資をしているから、もう将来の心配はないの。老後は子供に頼らなくてもいいくらい、十分なお金がすでにあるのよ」
得意げな顔でそう語るご近所さん。要するに、「うちはあなたのお家とは違ってお金持ちなのよ」というマウントです。
「それはすごいですね。安心ですね」
「ええ、本当に。やっぱり先を見据えて行動できる夫でよかったわ。お宅は何か対策とかしてるの?」
遠回しに見下してくる態度に、モヤモヤとした気持ちが募ります。適当に笑顔を作ってやり過ごそうとした、まさにその時。
ブロロロ……と、一台の郵便配達のバイクが我が家の前に停まりました。
「郵便でーす」
「あ、ご苦労様です」
配達員さんから受け取ったのは、輪ゴムで留められた分厚い封筒の束。
それを受け取ったタイミングで、ちょうど仕事が休みだった夫が玄関から出てきました。
夫の何気ない一言で立場が逆転!
「お、何が届いたの?」
「ん?これなんだけど」
束になった封筒を夫に見せると、夫は宛名をパラパラと確認し、あっけらかんと言い放ちました。
「ああ、いつもの配当のやつね。わざわざ紙で送ってこなくてもいいのに」
その瞬間、ご近所さんの顔からスッと余裕が消え去るのが分かりました。
「えっ……?は、配当って……。お宅も、そういうのやってらっしゃるの?」
声が少しうわずっているご近所さん。
どうやら、投資をしていて将来安泰なのは自分たちだけだと思い込んでいたようです。
「ええ、まあ。昔から少しだけですね」
夫がサラリと答えると、ご近所さんはみるみるうちに動揺し始めました。
「そ、そうなのね……。あの、参考までに聞きたいんだけど、どれくらい貯まってるものなの? 結構前からやってるの?」
あんなに自信満々だった態度はどこへやら。急にこちらの懐事情を探ろうと必死になっている姿がおかしくなり、思わず吹き出しそうになるのをこらえました。
それ以来、彼女のマウントはピタリと終了。
代わりに、会うたびに「ねえ、貯金ってどれくらいあるの?」と焦ったように探りを入れてくるようになりました。その滑稽な姿を見るたびに、胸のすく思いがしています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














