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2026.03.31(Tue)

「他に好きな人がいるから付き合えない」学園祭での大失恋。だが、後夜祭のイベントで起きたどんでん返しとは

「他に好きな人がいるから付き合えない」学園祭での大失恋。だが、後夜祭のイベントで起きたどんでん返しとは

勇気を振り絞った、学園祭での告白

高校生活最大のイベントともいえる、秋の学園祭。

いつもより少し冷たい風が吹く中、私の胸は期待と不安で大きく波打っていました。

なぜなら、入学した時からずっと、2年間も片思いしていた彼に想いを伝える決心をしたからです。

喧騒から離れた体育館の裏へ彼を呼び出しました。

心臓の音が外まで聞こえてしまいそうなほどの緊張感。

「急に呼び出してごめんね。実は、ずっと前から好きでした。私と付き合ってください!」

震える声で、真っ直ぐに気持ちをぶつけました。

しかし、彼から返ってきたのは、予想以上に冷ややかな言葉。

「ごめんなさい。俺、他に好きな人がいるから付き合えない」

「……そっか。急に困らせてごめんね」

無理に笑顔を作ってその場を離れたものの、視界は涙でぼやけていきます。

2年間も想い続けてきた恋が、たった数秒で終わってしまった絶望感。

あまりのショックに、学園祭を楽しむ余裕など全くありません。

全校生徒の前で起きた、予期せぬ展開

落ち込んだまま迎えた、後夜祭のラストイベント。

それは、特設ステージの上で全校生徒に向かって想いを叫ぶ「公開告白コーナー」でした。

「さあ、誰か意中の相手に想いを伝えたいヤツはいるか!」

司会が会場を沸かせる中、次々と勇気ある生徒たちがステージへ上がります。

ぼんやりと見つめていると、見覚えのある後ろ姿が階段を登っていくではありませんか。

さっき私を振った、彼です。

「えっ、まさか……」

マイクを握りしめ、彼が視線を向けたのは、別のクラスの可愛いと評判の女の子。

「ずっと好きでした!俺と付き合ってください!」

全校生徒が静まり返り、一斉に彼女の返事を待ちます。

すると、マイクを手渡された彼女は、申し訳なさそうに口を開きました。

「ごめんなさい、私、彼氏がいるの」

「え……あ、そっか。ごめん!」

会場に響き渡る、盛大なため息と少しのどよめき。

「他に好きな人」とは、彼女のことだったのでしょう。

彼が全校生徒の前で、見事に散った瞬間でした。

ちょっと酷いな、と思いつつも、私の心にふつふつと湧き上がってきたのは「スカッとした」という感情。

さっきまでの大失恋の傷が、嘘のように少し癒やされた気がしたのです。

あれから数年が経ち、風の噂によると彼は今も恋人がいないとのこと。

一方の私は素敵な人と巡り会い、結婚して幸せな毎日を送っています。

今となっては、あの時の失恋も、直後に起きた少し笑えるどんでん返しも、人生のいいスパイスです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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