「朝7時の洗濯機、うるさいんだけど」隣の男性が管理会社に苦情。担当者が確認していた別の相談とは
夜の騒音を相談したあと、今度は私に苦情が
以前住んでいた集合住宅でのことです。
30代だった私の隣の部屋には、20代くらいの男性が住んでいました。
週末になると友人が集まり、夜11時を過ぎても笑い声や物音が壁越しに聞こえてきます。
翌日に仕事がある夜は、音で何度も目が覚めることもありました。
一度だけ夜中に隣の部屋を訪ね、「すみません、もう少し静かにしてもらえませんか」とお願いしたことがあります。
すると男性は面倒そうな表情で、
「文句があるなら、管理会社に言ってください」
そう言ってドアを閉めました。
そこで私は管理会社に相談しました。
その後、夜間の生活音に気をつけるよう呼びかける紙が、建物の各部屋に配られました。
その週のある夜、仕事から帰ると、隣の男性が通路に立っていました。私を見ると、こちらへ近づいてきます。
「あのさ、ちょっといい?」
「何でしょうか」
「朝7時の洗濯機、うるさいんだけど」
思わず足が止まりました。私は出勤前の朝7時ごろに洗濯機を使っていましたが、その時間は建物の規約で使用できる時間帯でした。
「規約の時間内だと思いますけど…」
そう答えると、男性は、
「知らないよ。管理会社には言っといたから」
と言って、自分の部屋へ戻っていきました。
夜の騒音について相談した直後だっただけに、私は何とも言えない気持ちになりました。
管理会社が確認した、朝7時の洗濯機
次の土曜日の昼、通路から隣の男性の大きな声が聞こえてきました。
気になってドアを開けると、隣の部屋の前に40代くらいの管理会社の担当者が立っています。
「やっと来た。隣の洗濯機、ちゃんと注意してくれるんでしょうね」
男性がそう言うと、担当者は落ち着いた声で答えました。
「朝7時の洗濯機については確認しました。規約で定めている使用時間内ですので、その点について注意することはありません」
男性は何か言おうとしましたが、担当者は続けました。
「一方で、週末の夜11時以降のお話し声については、複数のお部屋からご相談が入っています」
その声を聞いて、向かいの部屋の女性もドアから顔を出しました。担当者の言葉に、小さくうなずいています。
「上の階、下の階、向かいのお部屋からも同じ内容のご相談があります。今後も続く場合は、改めて対応についてお話しさせていただくことになります」
それまで勢いよく話していた男性は黙り込み、しばらくして何も言わず部屋へ戻りました。
その週末から変わったこと
その週末から、夜11時を過ぎて隣の部屋から大きな笑い声が聞こえることはなくなりました。
朝7時の洗濯機についても、それ以上何か言われることはありませんでした。
私一人だけが困っていたと思っていましたが、同じ音を気にしていた人がほかにもいたことを、あの日初めて知りました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














