tend Editorial Team

2011.11.11(Fri)

和菓子と習字のコラボイベント「Minamoto Kitchoan」

(左)モダンな造りで明るい店はギャラリーのよう/(右)美しいディスプレイ

(左)モダンな造りで明るい店はギャラリーのよう/(右)美しいディスプレイ

「Japanese Sweets」の文字がサンフランシスコの目抜き通りに登場し「源吉兆庵」がオープンしたのは、2年前。その時、日本から岡田拓士社長が日本から駆けつけ、「感性、味覚、季節感を持つ伝統和菓子をアメリカに伝えたい」とテープをカットした光景は、まだ記憶に新しく残っています。この繊細な高級和菓子がアメリカ文化に浸透する日がくるのを願いつつ、季節を彩る美しいディスプレイに見入っていました。

季節の表現がアメリカ人に感動を与える。大人気の“すいかんしゅく”

季節の表現がアメリカ人に感動を与える。大人気の“すいかんしゅく”

サンフランシスコで高級和菓子店がオープンしたのは初めてだったため、オープン当初は、和菓子を粘土細工と思い美術館と勘違いする人や、ディスプレイを試食品と間違えて口にするお客さんもおられたとか。それだけ日本のディスプレイ技術はすぐれているという事ですね。今では、ここに訪れる常連客が増え、「美しい菓子折りをギフトに」というアメリカ人が増えています。

抹茶餅は年間を通して人気

抹茶餅は年間を通して人気

アメリカで和デザートといえば「mochi」「matcha」「azuki」で、これらはすでに英語化され、一般家庭や日本食レストランで親しまれています。しかし、「伝統和菓子」はアメリカには存在しませんでした。そして柿や栗などの「季節」の菓子が店頭で見られる事がないからこそ、この美しい「和菓子芸術」に魅入られるのでしょう。一方、ハイエンドな日本食レストランでは、創造的な「wagashi」をデザートメニューに加えている店もあります。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2025.11.28(Fri)

義母「孫の顔も見せない親不孝者」と罵倒。夫が義母からの暴言LINEを親戚中に公開した結果【短編小説】
tend Editorial Team

NEW 2025.11.28(Fri)

コンビニで「お客様は神様だろ」と土下座を強要する男が、店長のある一言で態度が急変したワケ【短編小説】
tend Editorial Team

NEW 2025.11.28(Fri)

「浮気なんてするわけない」とスマホを隠す彼。だが、スマホのある通知が目に入り思わず震えた【短編小説】
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.09.30(Tue)

日本ハム・新庄監督、来季続投へ。球団9年ぶり80勝を達成。ファンからは「新庄続投で大正解」の声も
tend Editorial Team

2025.11.16(Sun)

「日本人の成人男性の9割は吉岡里帆のブーツになりたいと思ってるぞ」芸能界にも熱狂的ファン多数の秘訣とは?
tend Editorial Team

2025.09.17(Wed)

離乳食イヤァァ!双子が見せた離乳食を全力拒否する見事な海老反り姿。その息の合った拒否っぷりに「スケート選手も驚きの反り具...
tend Editorial Team