やす子X(@yasuko_sma)
やす子、初書籍イベントで明かしたフワちゃんとの「現在地」
お笑い芸人のやす子さんが7日、都内で自身の初書籍となる『靴下はいつもあべこべ はい~』の発売記念イベントを開催しました。自衛官出身という異色の経歴を持ち、今やテレビで見ない日はないほどの売れっ子となった彼女ですが、この日は少し緊張した面持ちで報道陣の前に姿を現しました。
イベント前の囲み取材で、やす子さんは自ら「最近、炎上しがちなので、あったかい記事を書いてください」と報道陣に懇願する一幕がありました。冗談めかしてはいるものの、その言葉の端々には、SNS上での一挙手一投足が過度に注目されてしまう現状への、切実な防衛本能が透けて見えます。
質問がプロレス再デビューを果たしたフワちゃんへのメッセージに及ぶと、現場の空気は一変します。やす子さんは「めちゃくちゃ全力で応援している」と明言し、騒動後に直接のやり取りが一度あったことを明かしました。ここで注目すべきは、彼女が口にした「テレビ上では発言するものの、やっぱり大人の事情があるみたい」という言葉です。
この発言に対し、SNS上では
『大人の事情って言葉が重い。やす子にここまで言わせる周囲の環境に違和感がある』
『もう解決していると言っているのだから、いつまでも蒸し返してコメントを求めるのは酷ではないか』
といった、やす子さんの立場を慮る同情的な意見が目立ちます。その一方で、
『応援するのは自由だけど、あの騒動を簡単に美談にしないでほしい』
『テレビ的な配慮が見え隠れして、素直に受け取れない』
といった厳しい声も散見され、騒動の余波が完全に収まっていないことを印象付けました。
やす子さんが「大人の事情」という言葉を選ばざるを得なかった点に、現在の芸能界が抱える窮屈さが露呈しています。被害者側であるはずの彼女が、常に加害者側への配慮や世間の顔色を伺いながらコメントを捻り出す姿は、どこか痛々しくも映ります。本来、書籍の発売という喜ばしい場でありながら、過去の騒動に関連した質問が主役となってしまう構成は、彼女の純粋な努力を「話題性」というフィルターで濁らせているようにも感じられます。
とはいえ、最終的には「フワさんには超最高の楽しい人生を歩んでいただきたい」と締めくくったやす子さん。
誰かを責めるよりも、明日の自分を少しだけ肯定する「やす子メソッド」を体現したようなその振る舞いは、理不尽な人間関係への処世術としても、一つの解を示しているのかもしれません。














