「家を用意してあげれば、嫁なんてすぐに来るだろう!」と子供のために二世帯住宅を建てた親戚。10年後、親戚夫婦が暗い顔していたワケ
「家さえあれば嫁は来る」と信じた親戚一家の末路
これは、私の実家に執拗な嫌がらせを繰り返してきた、ある親戚一家のお話。
「あそこの家は教育がなってないわね」
「もっと常識を身につけたほうがいいんじゃない?」
顔を合わせれば嫌味、裏では陰口。
親同士が口論になることも日常茶飯事で、私にとって彼らはまさに「目の上のたんこぶ」のような存在でした。
そんな親戚一家の最大の関心事は、長男(私の従兄弟)の結婚。
「跡取り」として育てられた彼は、ご両親も本人も婚活に必死。
しかし、掲げる条件はとんでもないものでした。
「やっぱり跡取りを産んでもらわないと困るからね。相手は絶対に30歳以下じゃないと」
彼は当時すでに30代半ば。顔はごく普通、性格はドがつくほどの節約家(というよりケチ)で、さらに神経質なほど細かい。
デートでも「そこは割り勘で」と財布の紐を締めつつ、「若くて子供が産める子」という高望みな条件を譲らないのです。
当然、そんな都合のいい相手が見つかるはずもなし。
お付き合いすらままならない状況に業を煮やした親戚夫婦、なんと驚きの行動に。
「家を用意してあげれば、嫁なんてすぐに来るだろう!」
長男のためにと、立派な新築二世帯住宅を建ててしまったのです。
「家を用意したから、あとは嫁に来るだけ」という、昭和で止まったかのような思考回路。
これには私も開いた口が塞がりません。
(今どき、最初から『義両親と同居』なんて……。それって『将来の介護要員確定』って言ってるようなものじゃない?)
私の母も呆れ顔でポツリ。
「余計なことは言わないでおきましょ。また何か言われても面倒だし」
私たちは「二世帯住宅=強力な嫁除け」になっている事実に気づかない彼らを、生温かい目で見守ることに。
そして、あれから10年
新築だった二世帯住宅は、少しずつ壁がくすみ始めた現在。
結局、あのお宅にお嫁さんが来ることはありませんでした。
「……ローンの支払いが大変でね」
噂で聞こえてきた、親戚夫婦の嘆き。
肝心の長男はもう40歳オーバー。
「30歳までの女性」どころか、同年代の女性からも相手にされるか怪しい年齢です。
広すぎる家に、老いていく両親と中年になった息子。
あるのは誰もいない「子供部屋」と、使われない「若夫婦のリビング」のみ。
これまで散々、私の家族を見下し、嫌な思いをさせてきた彼ら。
空回りを続けるその姿を見ていると、人に対して誠実でない人たちに、良縁なんて巡ってこないのだと痛感します。
払い続けるローンと、永遠に来ないお嫁さん。
10年越しの因果応報を目の当たりにし、長年の胸のつかえがスッと取れるような、最高の気分になった出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














