「さすがに図々しすぎない?」ランチ会で絶対に自分の家には呼ばないママ友。だが、他のママ友と笑顔のプレッシャーをかけると
いつも「おもてなし」される側の女
幼稚園のママ友グループでのランチ会。
子どもが小さいこともあり、誰かの家に集まってデリバリーを頼んだり、手料理を持ち寄ったりするのが私たちの定番です。
しかし、最近グループ内で密かに不満の種になっていることが一つ。
「来週のランチ会、〇〇さんの家でどう?私、駅前のケーキ買っていくね!」
いつも真っ先にランチ会の話題を振り、ごく自然に「他人の家」を会場に指定する一人のママ友の存在です。
彼女はこれまで一度も、自分の家を提供したことがありません。
「うちは散らかってるからごめんね〜」が彼女の決まり文句。
最初は誰も気にしていませんでしたが、それが半年、一年と続くと流石にモヤモヤが募ります。
招く側は、事前の掃除やお茶出しなど、見えない負担が大きいもの。
それなのに彼女は、数百円の安いお菓子を持参するだけで、いつも一番いいソファに座り、まるで我が家のようにくつろいでいるのです。
「また彼女、自分の家は回避したね」
「さすがに図々しすぎない?」
ある日、彼女抜きの公園遊びで、ついに他のママたちと不満が爆発。
私たちは、次回のランチ会でちょっとした「反撃」に出ることを決意しました。
笑顔の包囲網。ついに下された鉄槌
そして迎えた、私の家でのランチ会当日。
食後のコーヒーを飲みながら、彼女がいつものように無邪気な声で切り出しました。
「あー、美味しかった!次は来月だね。今度は誰の家にする?」
その言葉を、私たちは待っていました。
示し合わせていた通り、私を含む三人のママが一斉に彼女の方を向き、満面の笑みを浮かべます。
「次はぜひ、あなたの家に行きたいな!」
「そうそう!どんなお部屋なのかずっと気になってたんだよね」
「近くの美味しいパン屋さんでランチ買って、遊びに行かせてよ!」
絶対に逃げ道を作らない、見事な笑顔の包囲網。
いつもは饒舌な彼女の顔から、スッと血の気が引いていくのがわかりました。
「えっ……あ、いや、うちはちょっと……」
「大丈夫! どんなに散らかってても全然気にしないから!」
「私たち、もう長い付き合いじゃない?遠慮なんて水臭いよー」
さらに畳み掛けるようにプレッシャーをかけると、彼女はみるみる焦り始め、ついにはガタッと立ち上がりました。
「う、うちは絶対に無理なの!」
そう叫ぶなり、彼女は自分の荷物をひったくるようにして私の家から逃亡。
嵐のように去っていった彼女の背中を見送りながら、私たちは思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。
その後、彼女はグループチャットを無言で退会。
どうやら「自分の家を見せるくらいなら、縁を切ったほうがマシ」だったようです。
残された私たちは、順番に家を行き来しながら、今でも平和で対等なランチ会を楽しんでいます。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














