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2026.09.04(Fri)

38度の熱でも夕飯を作らされた妻。「卵くらいなら焼けるやろ」と主張する夫に本音を伝えた結果

38度の熱でも夕飯を作らされた妻。「卵くらいなら焼けるやろ」と主張する夫に本音を伝えた結果

熱があっても、私は台所に立った

結婚して数年になります。夫は家のことをまったくしない人ではありません。

ただ、日々の家事は私がやるものだと、どこかで思っているように感じることがありました。

たまに子どもと長く遊んだ日には、得意そうにこう言います。

「俺がいないと無理やろ」

私はそのたびに、「そうやね」と短く返していました。言い返して空気を悪くするほどでもないと思っていたからです。

そんなある日、私は38度の熱を出して寝込んでしまいました。

夕方、仕事から帰ってきた夫が寝室の戸口から声をかけてきました。

「俺の晩ごはんどうするん。卵くらいなら焼けるやろ」

驚きましたが、そのときは言い返す気力もありませんでした。私はゆっくり起き上がり、台所へ行って簡単な夕食を作りました。

食べ終えた夫は、「助かったわ」とだけ言いました。

布団に戻ってからも、その言葉が頭に残りました。熱でつらいことよりも、体調が悪くても私が食事を作ることを、夫が当たり前のように受け止めていることがつらかったのです。

熱が下がってから、初めて全部話した

数日後、体調が戻った夜。子どもが寝てから、私は夫に話をしました。

38度の熱があったこと。起き上がるだけでもしんどかったこと。それでも夕食を作ったこと。そして、「助かったわ」と言われたとき、どんな気持ちになったのか。

これまでなら途中で「もういい」と終わらせていたと思います。でも、その日はひとつずつ言葉にしました。

夫は途中で口をはさまず、黙って聞いていました。

話し終わってもしばらく返事はなく、台所から換気扇の音だけが聞こえていました。

私は謝ってほしくて話したわけではありません。ただ、私が普段どんな気持ちで家のことをしているのか、一度は知ってほしかったのです。

翌日、夫が先に台所に立っていた

次の日の夕方、洗面所から戻ると、夫が流し台の前に立っていました。

私に背中を向けたまま、こう言いました。

「今日は俺が作る。洗濯物もあとで畳んでおくから」

出てきた料理は簡単なもので、味も少し薄めでした。洗濯物も、私が畳むときのようにはきれいにそろっていません。

それでも、夫が自分からやっていました。

畳み終えた洗濯物を見ながら、夫がぽつりと言いました。

「毎日これやってたんか」

その横で、子どもがタオルの山を見て笑いました。

「パパのたたみ方、へん」

夫も苦笑いしていました。

それから、家のことがすべて半分ずつになったわけではありません。それでも夫が夕食を作ったり、洗濯物を畳んだりする日は少しずつ増えました。

あの日の言葉を忘れたわけではありません。ただ、私が具体的に話すまで、夫には見えていなかったことがあったのだと思います。

今では、私が何も言わなくても、夫のほうが先に台所へ立っている日があります。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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