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2026.09.28(Mon)

「細かいことを気にしすぎじゃないですか」出入口の前に停まる、隣家の来客駐車。直接の注意をやめた私の家に届いた1枚の紙

「細かいことを気にしすぎじゃないですか」出入口の前に停まる、隣家の来客駐車。直接の注意をやめた私の家に届いた1枚の紙

出入口の前に停まる、隣家の来客の車

今の家に越してきたころ、隣は来客の多い家でした。

週末になると友人や親戚の車が入れ替わりで来ていました。誰が来るかは、もちろんこちらが口を出すことではありません。

困っていたのは、車を停める場所でした。

うちの駐車場の出入口には低い縁石があり、車を出し入れできるのは縁石が切れている部分だけです。

そのすぐ前に車を停められると、完全に塞がれてはいなくても、何度も切り返さなければ出られません。

実際、車を出すだけで五分ほどかかった日もありました。

ある週末、私は隣の家の方に声をかけました。

「すみません。もう少しだけ離れたところに停めてもらえませんか」

すると返ってきたのは、少し予想外の言葉でした。

「道路なんだから、別にいいでしょう。通れるんですよね」

確かに、まったく通れないわけではありません。それ以上言えず、その日は引き下がりました。

ところが後日、また同じように車が停まっていました。前にもお願いしたことを伝えると、

「道路なんだから別にいいでしょう」

と、同じ言葉をもう一度言われました。

そのうち、タイヤが縁石の内側まで入っている日もありました。さすがに気になり、もう一度お願いすると、

「細かいことを気にしすぎじゃないですか」

と返されました。

何度言っても話がかみ合わず、こちらが迷惑をかけているような気持ちになって、それきり直接伝えるのはやめました。

全戸に配られた、名前のない一枚

最後にしたのは、管理会社へ相談することでした。自分で張り紙をしたり、写真を撮ったり、車に触れたりはしていません。

しばらくして、ポストに「駐車についてのお願い」と書かれた紙が一枚入っていました。

同じ紙は隣にも向かいにも配られていて、特定の家の名前はどこにもありませんでした。

次の週末から、うちの出入口の前に車が停まることはなくなりました。隣から理由を聞かれることも、何か言われることもありませんでした。

数日後、道で隣の方と顔を合わせました。

「こんにちは」

「こんにちは」

少し間があって、隣の方が言いました。

「あの紙、来てましたね」

「来てましたね」

それだけでした。何事もなかったように挨拶を交わせたことに、私はほっとしました。

名指しで注意してもらわなかったからこそ、必要以上に関係をこじらせずに済んだのかもしれません。困っていることは伝えたい。でも、相手を負かしたいわけではない。今も前の道に知らない車が停まっていると、私はまず、縁石の切れ目が空いているかだけを見るようにしています。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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