「あの人なら、ドタキャンしても怒らないでしょ」仕事だと言って約束を断ったママ友。思わず言葉に詰まった瞬間
3回目に届いた土曜のメッセージ
息子と同じ幼稚園に、子ども同士がとても仲のいいママ友がいました。
公園で遊ぼうと誘ってくるのはいつも彼女でしたが、約束が取りやめになることも何度かありました。
1回目は前の晩に「やっぱり来週にしよう」。
2回目は待ち合わせの30分前に「ごめん、また今度」。
私はそのたびに「わかった」「大丈夫だよ」と返していました。
そして3回目。
土曜の朝、10時の待ち合わせに出かけようとしていたところへ、彼女からメッセージが届きました。
「急に仕事が入って、今日は無理になったの。ごめんね」
靴をはいて待っていた息子は、残念そうに私を見ました。
「また、なしになっちゃったの?」
「うん。お仕事だって。仕方ないね」
ところが次の週、幼稚園のお迎えで同じ組のママと話していると、先週の土曜に何人かの親子で遊園地へ行ったという話が出ました。
私は驚いて聞き返しました。
「先週の土曜?あの日、仕事が入ったって聞いてたんだけど…」
すると、そのママは少し言いにくそうにしながら、遊園地へ向かう車の中で彼女が話していたことを教えてくれました。
「『あの人なら、3回くらいドタキャンしても怒らないでしょ』って言ってたの」
仕事だと聞いていた日に遊園地へ行っていたことにも驚きましたが、それ以上に、何度断っても私は怒らないと思われていたことがショックでした。
あの日の言葉を、そのまま返した
その次の週の夕方。お迎えのあと、門の近くでママ友や同じ組のママたちと話していたときのことです。
ママ友が私に声をかけてきました。
「そうだ。今度の土曜、うちの子を預かってもらえない?」
「土曜?」
「うん。朝から夕方まで。お昼もお願いできたら助かるんだけど」
私はすぐには返事をせず、彼女を見ました。
そして、前の週に届いたメッセージを思い出し、その言葉をそのまま口にしました。
「『急に仕事が入って、今日は無理になったの』って、この前送ってきたよね」
ママ友が黙りました。
私は続けました。
「あの日、遊園地に行ってたんだって?」
「……あ、それは、その……」
さっきまで普通に話していたママ友は、言葉に詰まりました。
私はそれ以上責めず、預かってほしいというお願いだけ断りました。
その後、私は彼女と自分から約束を入れることはなくなりました。子ども同士が仲よくしていることと、親同士の付き合いは別です。
何度断っても大丈夫だと思われる関係を、そのまま続ける必要はない。私にとっては、ママ友との距離を考え直すきっかけになった出来事でした。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














