
田中将大の公式Instagram(@masahiro_tanaka.official)より引用
田中将大、痛恨の初回5連打で主導権握れず
巨人の田中将大投手が1日、3回8安打3失点で降板となり、日米通算199勝目は持ち越しとなりました。
試合は初回、田中が2死を簡単に奪ったものの、そこから中前打を2本許して一、二塁のピンチに。
続く坂倉にフルカウントからストレートを中前にはじき返されて先制を許し、ファビアン、菊池にも連打を浴びるなど、まさかの5連打で3点を失いました。
初回をなんとか申告敬遠などで切り抜けた田中でしたが、2回も制球が定まらずピンチの連続。
末包の大飛球はキャベッジが好捕して救われたものの、走者を出し続ける不安定な内容が続きました。
3回も1死から菊池に安打、田村に四球を与えるなど、3イニング連続で得点圏に走者を背負う展開に。
バントを試みたドミンゲスを見逃し三振に仕留めたものの、小園にも四球を与えて満塁のピンチ。ここで杉内投手コーチが再びマウンドへ上がり、ベンチではリリーフが準備されました。
最後は矢野を遊飛に抑えてピンチを切り抜けたものの、その裏にベンチへ戻ると阿部監督が声をかけて交代を告げられました。代打が告げられると東京ドームはどよめきに包まれました。
試合後、田中は「チームに迷惑をかける形でマウンドを降りてしまって悔しいです」とコメント。
4月17日のDeNA戦以来の1軍マウンドでしたが、再び結果を出すことはできず、節目の通算199勝は次回以降に持ち越されました。