
べらぼう新キャスト発表
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』が、再び注目を集めています。6月28日、主演・横浜流星が演じる“江戸の出版王”蔦屋重三郎を取り巻く新キャスト11人が発表されました。
舞台は田沼意次の失脚後、寛政の改革に突入する激動の江戸。物語のギアがさらに上がっていく中、出演者たちもバラエティ豊かで魅力満点。新たな登場人物と共に、蔦重の運命も大きく動き出しそうです。
『べらぼう』とは?
江戸時代中期、文化の隆盛と規制が入り混じる時代に、出版というフィールドで“反骨と粋”を貫いた男・蔦屋重三郎(蔦重)を描く本作。
浮世絵師・喜多川歌麿や、山東京伝、滝沢馬琴らを世に送り出した実在の人物・蔦重を、横浜流星が熱演。
町人文化の自由と創造を守ろうとする蔦重と、それを圧迫しようとする政治との闘いが、豪華キャストで描かれていきます。
発表された注目の新キャスト11人
松平定信(井上祐貴)
寛政の改革を主導する老中。町人文化に厳しく、蔦重にとって最大の“壁”。
「台本を読んで、定信の“対田沼”感がより強固に」と井上はコメント。
徳川家斉(城桧吏)
第11代将軍に15歳で就任した“若きトップ”。定信と改革を進めるが、蔦重とは価値観が交差。
宿屋飯盛(又吉直樹)
狂歌集編集で蔦重とタッグを組む狂歌師。日本橋の宿屋を営んだ実在の人物。
又吉らしい“文芸への敬意”がにじむ配役。
きよ(藤間爽子)
後の喜多川歌麿の妻。江戸の女性のしたたかさと美しさを体現するキーパーソン。
長七(甲斐翔真)
市井の大工で、蔦重らとともに時代に立ち向かう庶民の代表的存在。
富本斎宮太夫(新浜レオン)
富本節の華やかな舞台を支えた実在の浄瑠璃役者。レオンは大河初出演。
曲淵景漸(平田広明)
江戸の北町奉行。治安維持と出版統制の狭間で揺れる立場。
たか(島本須美)
蔦重の耕書堂で働く女中。細やかな日常を描く存在に。
徳川治保(奥野瑛太)
御三家・水戸藩の藩主として幕政に影響を与える人物。
柴野栗山(嶋田久作)
昌平坂学問所の教官で、理と学問で幕政を支える知識人。
徳川宗睦(榎木孝明)
名君として名高い尾張藩主。11作目の大河出演となる重鎮・榎木が貫禄の演技を見せる。
ファンの声:「まさに“べらぼう”に豪華!」
新キャスト発表を受け、SNSでは
「又吉さんの配役ハマりすぎてる」
「松平定信がまさかのウルトラマン出身!見たい」
「新浜レオンの大河初挑戦、応援したくなる」
など、期待の声が多数。
物語はいよいよ改革と対決へ
田沼政治から寛政の改革へ。蔦重にとっては追い風から逆風への転換点。
出版規制、表現の自由、市井の声。さまざまな軋轢の中で、“江戸の出版王”は何を選び、何を守るのか。
まとめ:夢を刷り続けた男・蔦重の物語、さらなる展開へ!
『べらぼう』というタイトルが表すように、型破りで痛快な男・蔦屋重三郎の生き様。
新たなキャストたちが、その世界をより立体的に描き出していきます。
2025年の大河は、文化と政治、そして“夢”のぶつかり合い。
まだまだ目が離せません!