
津波が来る前にやっておくこととは
2025年7月30日、北海道〜東北の太平洋沿岸に津波警報が発表されました。
震源は、はるか遠くのロシア・カムチャツカ半島。
それでも日本に警報が出るほどの揺れと海面変動が観測されたのです。
ここで考えてほしいのが、
「自分の住む地域は大丈夫」って、ほんとうに言える?ということ。
津波は、来てから考えても間に合いません。
来る前の備えこそが、命を守ります。
津波が来る前にやっておくべき5つの備え
① 自宅や職場の「海抜」と避難場所を調べる
防災アプリやハザードマップを使って、家や学校・会社の場所が何メートルか、
そして最寄りの「高台」「避難ビル」を確認しておきましょう。
② 逃げ道は“昼と夜の両方”で確認しておく
晴れた昼間に確認するだけでは不十分。
夜道、雨、停電時…いざというときに歩けるルートかも見ておくと安心です。
③ 家族で“集合場所”を決めておく
スマホがつながらなくても、
「〇〇避難所で合流しよう」と決めておけば安心。
小さな子やお年寄りがいる家庭こそ、事前に話し合っておきましょう。
④ 防災バッグの中身を“見直す”
買ったまま放置していませんか?
懐中電灯や電池は動く?
食料や水の賞味期限は?
モバイルバッテリーは充電済み?
定期的な点検で、いざというときにちゃんと使えます。
⑤ 津波警報に気づけるよう、通知はONに
地下や高層ビル内では気づきにくいことも。
スマホの「緊急速報通知」
NHK防災・Yahoo!防災速報アプリ
必ずインストール+通知を有効にしておきましょう。
まとめ
災害は、忘れた頃にやってきます。
でも、忘れずに備えていた人が、未来を守れるのです。
※注釈
※本記事は、津波対策の一般的な備えをまとめた参考情報です。
実際の避難行動や最新情報については、必ず気象庁や自治体の公式発表をご確認ください。