
新幹線の遅延を取り戻すための走行が話題に!
Xユーザーのにゃーんっさん(@st9708f)が9月5日、新幹線が遅延を取り戻すために時速285km/hの上限に張り付いて走行している様子を投稿し、大きな注目を集めています。
投稿には、走行速度が「現在283.0km/h」「最高285.4km/h」と表示された画面や、JR東海の列車位置情報サービスによる「1時間53分遅れ」の表示が写されていました。
通常、新幹線は路線や車両に応じて速度が制限されており、東海道新幹線ではN700A以降の車両が最高285km/hで運行されています。
投稿者は「2時間遅れると5000円返金になる」と記していましたが、JRの公式規定では「特急料金が全額返金される」とされており、金額が固定されているわけではありません。
SNS上では「返金回避のために必死に走っているのでは?」といった声のほか、「尼崎の脱線事故をもう忘れたのか」「福知山線の事故を思い出す」と安全性を心配するコメントも多く見られました。
新幹線の「回復運転」は、遅延を最小限に抑えるために定められた最高速度で運行する措置ですが、返金制度と直接結びついているわけではなく、安全基準を満たした上で行われています。
「たった数千円の返金より安全を」との意見もあり、改めて「時間厳守と安全性」のバランスについて議論が広がっています。
※東海道新幹線の最高速度285km/hでの運転は、車両性能や線路条件に基づき定められた安全基準内で行われています。
返金制度と速度運転を直接的に結びつける公式な発表はなく、SNS投稿はあくまで利用者の感想です。
※当記事では、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づき、ポスト(投稿)を引用・掲載しています。
新幹線、普通は時速280キロを超えないんですが、2時間遅れると5000円返金になるので285km/hの上限に張り付きっぱなし(現在1時間53分遅れ) pic.twitter.com/gQDj3IDE94
— にゃーんっ (@st9708f) September 5, 2025