格闘技イベント「BreakingDown」の前日会見でビンタを食らい失神した選手が、その後の検査で「くも膜下出血」と診断されたことを報告
格闘技イベント「BreakingDown18」に出場予定だった「北海道喧嘩自慢」のやるべしたら竜選手が、前日会見で対戦相手から不意打ちのビンタを食らい、その場に倒れて失神するという衝撃的なトラブルが発生しました。頭を床に強打し、一時は足が痙攣するほどであったため、大事をとって試合は中止となりました。
事件の翌日、やるべしたら竜選手は自身のXを更新し、「減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である」と、その行為の危険性を訴えました。さらにその投稿から約半日後には、「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」と、診断結果を報告。ファンに大きな衝撃を与えました。
このくも膜下出血の報告に対し、SNSにはやるべしたら竜選手を心配し、回復を願う声が多数寄せられました。その一方で、格闘技ファンや一般のユーザーからは、対戦相手の危険な行為だけでなく、そもそも乱闘が恒例となっているイベントの「あり方」に対する厳しい指摘が相次いでいます。
「絶対訴えた方が良い」
「後遺症残る可能性があるから、訴えた方が良い」
と、法的な措置を勧める意見が見られました。また、オーディションから乱闘騒ぎが常態化している運営方法に対して、
「遅かれ早かれ誰かが大怪我をするのは想像できましたよね。これは運営の責任」
「リング外で怪我するのはエンタメを超えてます」
「起きるべきして起きた事故」
「ブレイキングダウンはマジで運営方法見直した方が良いよ」
といった、運営の責任を問う憤慨の声が多く上がっています。
近年の格闘技イベントは、試合内容だけでなく、その背景にあるドラマや煽りVTR、そして会見での「ハプニング」も含めてエンターテイメントとして楽しまれています。特に「BreakingDown」は、その過激な演出や素人離れした喧嘩自慢の参加者たちが大きな話題となり、人気を獲得してきました。
しかし、今回の件は「エンタメ」では済まされない事態へと発展してしまいました。減量で体調が万全でない選手に不意打ちで大怪我を負わせた行為は、もはや格闘技の範疇を超えています。SNSでの反応を見ても、多くの人が、イベントの過激化と選手の安全確保のバランスについて、深く懸念していることがわかります。
話題性を追求するあまり、選手の健康と安全が脅かされることがあってはなりません。














