野田代表が枝野氏を「媚中派の最高顧問」と誤認し自虐ネタにしたことで原口氏が猛反発
立憲民主党の仕事始め式で、党の結束を揺るがす耳を疑うような発言が飛び出しました。野田佳彦代表が5日、ネット上の厳しい評価を逆手に取った自虐ネタとして、身内を「媚中派の最高顧問」と表現したのです。この不用意な一言に対し、原口一博衆院議員が自身のSNSやYouTubeで「言い間違いにもほどがある」と猛烈な批判を展開。野党第一党のトップによる配慮を欠いた言動が、大きな波紋を広げています。
野田代表は岡田克也元幹事長を念頭に置いていたようですが、現在同党の最高顧問は衆院予算委員長を務める枝野幸男元代表ただ一人です。当の枝野氏も即座に自身のSNSで「親台派と呼ばれることはあっても、媚中派と呼ばれるような言動は一切していない」と反論する異例の事態となりました。原口氏は、枝野氏が旧民主党時代から一貫して台湾に寄り添ってきた功績を強調し、恩に仇で返すような表現を「恥だとわかっていた」と切り捨てました。
さらに批判の矛先は、野田代表が安住淳幹事長を「態度の悪い幹事長」と揶揄した点にも及んでいます。原口氏は「野田氏が自分でお願いした幹事長ではないか」と矛盾を突き、YouTube番組では「ウケ狙いの自虐ネタ。自分の党内の親台派・親中派くらい頭に置いといてくれないと」と呆れを隠せません。代表としての現状把握の甘さや、身内を貶めて笑いを取ろうとする姿勢に、党内からも冷ややかな視線が注がれています。
SNS上のユーザーからは
「身内へのリスペクトがなさすぎる」
「自虐のセンスが古すぎて見ていられない」
「枝野氏のこれまでの活動を侮辱している」
といった厳しい意見が相次いでいます。また、原口氏が指摘した「ネットの議論も国民の声。軽視してきたツケだ」という主張には多くのユーザーが納得の声を寄せており、組織管理の杜撰さを疑問視する反応が広がっています。
感情の変化を隠そうともせず、言葉を尽くして訴える原口氏の姿には、党の存続をかけた危機感が滲んでいます。立憲民主党への解党デモが起きている現状を直視し、「ゼロから足元を見直すべきだ」と迫るその叫びは、執行部への最後通牒のようにも聞こえます。
言葉一つで信頼が崩れ去る政治の世界において、野田代表が負った代償は決して小さくありません。














