二度の不信任、落選、そして刑事捜査へ。田久保眞紀前市長が直面する「嘘」の代償
静岡県伊東市のトップとして市政を担っていた田久保眞紀前市長の学歴詐称疑惑が、ついに大きな節目を迎えました。2025年5月の市長選時に、実際には東洋大学を除籍されていたにもかかわらず「卒業」と偽って経歴を公表した問題で、静岡県警が田久保氏に対し任意の事情聴取を要請したことが判明しました。
この問題は単なる公表ミスに留まりません。当選後の市広報誌にも同様の虚偽記載を続けたことで、公職選挙法違反など計6つの容疑で刑事告発が受理されています。一時は市政のリーダーとして信頼を集めた人物が、自らのルーツを偽り、有権者の判断を歪めた事実に、地域社会には今も深い傷跡が残っています。
2025年10月に二度目の不信任議決を受けて失職し、再起をかけた12月の市長選でも落選。市民から明確な拒絶を突きつけられた形ですが、司法のメスが入ることで、その道義的責任は法的責任へと重さを増しています。
この報道を受け、SNS上では厳しい批判が渦巻いています。
『当選するために嘘をつくのは、有権者への最大の侮辱だ』
『辞めたからといって終わる問題ではない。事実を包み隠さず話すべき』
『市の名誉をどれだけ傷つけたか自覚してほしい』
といった、裏切られた市民の感情を代弁するような声が目立ちます。
政治家にとって経歴は、その人物の歩みを証明する最も基本的な看板です。その根幹に偽りがあったのであれば、そこから生まれた言葉や政策までもが輝きを失うのは避けられません。権力の座から退いた今、彼女が捜査の場で語るべきは弁明ではなく、真実のみでしょう。
任意聴取への出頭日程は現在調整中とのことですが、真相解明に向けた県警の動きに、全国的な注目が集まっています。














