「君には期待してる」を理由に仕事を押し付ける上司。翌日、会議の場で見せた資料に上司の表情が一変
期待してると言いながら仕事を振る上司
「悪いけど、この追加タスク、君の方でやっといてくれ」
プロジェクトの締め切り直前、誰もが殺気立っている夕方のことでした。
上司に呼び出された私は、耳を疑うような言葉を投げかけられました。
「えっ……これ、今日中にですか?他のメンバーも手一杯ですし、私も今の作業だけで限界ですが……」
「だから頼んでるんだよ。君ならできるだろ?期待してるからさ。あ、終わるまで帰らないでくれよな」
上司はニヤリと笑って、反論の隙も与えず去っていきました。
(期待してる、と言えば何でも通ると思っているのか……!)
怒りで震えそうになりましたが、ここで感情的に言い返しても「やる気がない」とレッテルを貼られるだけ。私は深呼吸をして、腹をくくりました。
「……わかりました。でも、ただでは引き受けませんよ」
私はその足で自分の席に戻ると、追加タスクには手を付けず、ある「資料作り」に没頭しました。
自分の過去の実績、現在のタスク量、そしてチーム全体の進捗状況。
これらをすべて洗い出し、誰が見ても一目でわかるグラフと数値に落とし込んだのです。
全体会議で見せたのは
そして翌日の全体会議。
進捗確認の際、上司が私を指名しました。
「例の追加タスク、終わったか?」
「いいえ、手をつけていません」
会議室が静まり返ります。
上司の顔色が変わり、机をバンと叩きました。
「なんだと!?命令無視か!社会人としてどういうつもりだ!」
「感情論で仕事はできません。こちらをご覧ください」
私は徹夜で作り上げた資料をスクリーンに映し出しました。
「現在の私の稼働率は120%を超えています。これ以上の追加は物理的に不可能です。さらに、このグラフを見てください。もし私がこのタスクを無理に行えば、主要プロジェクトに遅延が生じ、チーム全体が共倒れします」
「なっ……」
「ですが、この業務をAさんとBさん、そして私でこのように再配分すれば、全員が定時内に終わり、品質も担保できます。精神論で現場を疲弊させるより、合理的な判断をお願いします」
具体的な数字と、あまりに正論な解決策。
ぐうの音も出ないとはこのことです。上司は顔を真っ赤にして口をパクパクさせていましたが、周囲の視線に耐えきれず、ついに折れました。
「……わかった。君の案でいこう」
その瞬間、張り詰めていた空気が緩み、会議終了後には同僚たちが一斉に駆け寄ってきました。
「凄すぎる! あの上司があんな顔するの初めて見た!」
理不尽な無茶振りを、感情ではなく論理で完全に論破したあの瞬間。
上司の悔しそうな顔と、仲間たちの笑顔を見たときの爽快感は、今でも忘れられません。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














