「なんでこの人が上司なんだろう」締め切りギリギリで理不尽な指示を出す上司。我慢できずに反論すると、オフィスが凍りついた
突然訪れた「限界点」
「なんでこの人が上司なんだろう…」
働く女性なら、一度は抱いたことのある感情ではないでしょうか。
私の上司は、まさにその典型。
口を開けば「もっと主体的に」「プロなら結果を」と威勢はいいものの、中身は驚くほどスカスカなのです。
具体的な手順を聞けば「それは現場で考えることだろ」とはぐらかし、自分自身は知識もなければこれといった実績もなし。
結局、泥をかぶって必死に動くのはいつも私たち部下側。
そんな理不尽なパワーバランスに、私の中には黒いモヤモヤが溜まっていました。
ある日、プロジェクトの締め切りが重なり、チーム全員が殺気立っていた時のことです。
上司がふらっと現れ、いつもの高圧的な口調で言い放ちました。
「なんだか進みが遅いね。もっと工夫して、一気に形にしてよ。君ならできるでしょ?」
いつもの無責任な丸投げ。その瞬間、私の中で何かがプツンと弾けました。
「あの、失礼ですが……」
私が作業の手を止めてまっすぐ見据えると、上司は一瞬、きょとんとした表情に。
「今おっしゃった『工夫』とは、具体的に何を指しているのでしょうか?私たちが今すぐ動けるように、明確な指示をいただけますか?」
凍りついたオフィス
静まり返るオフィス。
隣の席の同僚が、息を呑むのが分かりました。上司は明らかに動揺し、泳いだ視線を泳がせています。
「えっ? いや、それは……ほら、全体の効率を上げるとか、そういうことだよ」
「効率を上げるために、今は人手が足りません。どの業務を優先し、何を削るべきか。上司としての具体的な判断を仰ぎたいんです」
たたみかける私の言葉に、上司は「あー……うー……」と、金魚のように口をパクパクさせるだけ。
最後には「……まあ、うまくやってよ」と、逃げるように自席へ戻っていきました。その背中の、なんと小さかったことか。
正直、言い返すのには相当な勇気が必要でした。
あとで何を言われるか、評価に響かないか。不安がなかったと言えば嘘になります。
でも、理不尽な態度に黙って耐え続けるより、自分の意志を言葉にしたことで、心の中の霧が一気に晴れ渡るのを感じました。
「言いたいけど、言えない」
そんな思いを抱えて、真面目に頑張りすぎてしまう人は多いはず。
けれど、勇気を出して投じた一石が、自分を守る最大の武器になることもあります。
あの一言は、私にとって単なる反論ではありません。
自分自身の尊厳を取り戻すための、小さくて大きな「勝利」の記録です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














