「いつか使うかもしれないから!」とダンボールのゴミを捨てない上司。だが、新人が捨てようとすると、呆れた理由が出てきた
「捨てちゃダメ!」上司の絶対ルール
私が働く調剤薬局には、自分のやり方が絶対に正しいと思い込んでいる上司がいます。
毎日の業務のなかで、特に頭を悩ませていたのが「段ボール問題」。
「この段ボール、潰して捨てていいですか?」
私がそう尋ねると、上司は血相を変えて飛んできます。
「ダメダメ!やたらと捨てちゃダメって言ってるでしょ。ちゃんと取っておいて!」
「でも、こんなに保管しておく必要ありますか? 通路も狭くなりますし……」
「いつか使うかもしれないから! 私の言う通りにして!」
上司の指示は絶対。
逆らうわけにもいかず、狭い店内のあちこちにうず高く積まれていく段ボールの山。ホコリも溜まるし、正直言って邪魔で仕方ありません。
(こんなに溜め込んで、どうするつもりなんだろう……)
内心そう思いながらも、スタッフ全員が我慢を強いられる日々が続いていました。
救世主の登場と、まさかの結末
そんなある日、他店舗から新しい事務の人が異動してきました。彼女は、山積みの段ボールを見るなり眉をひそめて一言。
「うわっ、こんなに段ボール置いてたら、虫が出ますよ!全部捨てちゃいましょう!」
「えっ、でも上司が……」
私たちの戸惑いをよそに、彼女はものすごい手際で段ボールを解体。
あっという間にゴミ捨て場へと運んでしまったのです。
久しぶりに広々とした視界。すっきりと片付いた職場に、私たちスタッフはすっかり晴れやかな気分に。
そこへ、外出先から上司が帰還。
消えた段ボールの山に気づくと、顔を真っ赤にして叫び出しました。
「ちょっと!なんで全部捨てちゃったの!?」
事務の人が涼しい顔で答えます。
「虫が湧く原因になるので、片付けておきました」
ぐうの音も出ない正論。しかし、上司の口から飛び出したのは、私たちの想像を遥かに超える言葉でした。
「全部捨てたら、段ボールを捨てるための段ボールがないじゃない!」
……ん? 段ボールを捨てるための、段ボール?
あまりの屁理屈に、その場にいた全員がポカンと口を開けたまま硬直。
上司の謎すぎるこだわりに心底呆れ果てた出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














