
10代のiPhone利用率は約7割、スマホ選びが人間関係に直結する現代の教室事情
今の10代にとって、スマートフォンは単なる連絡手段を超えた存在になっています。特にiPhoneに対するこだわりは強く、周囲と異なる機種を持つことが疎外感につながるという声も少なくありません。親世代からすれば、電話やメールができればどの機種でも同じではないかと感じてしまいますが、若年層のコミュニティでは機種の選択が円滑なコミュニケーションを左右する重要な鍵となっているようです。
iPhoneが支持される大きな理由の一つに、写真や動画を瞬時に共有できるエアドロップ機能の存在があります。学校行事や放課後の集まりで撮影した思い出をその場で共有する際、自分だけが受け取れないといった状況が、孤独感を生む一因となっています。また、スマートフォンのケースなどのアクセサリー類もiPhone向けが圧倒的に多く、友人とお揃いにしたいという欲求を満たしやすい点も、普及に拍車をかけていると考えられます。
ネット上では、こうした現状に対して多くの意見が寄せられています。
『友人同士でおそろいのケースにしたくてもAndroidだと同じものが無いこともある』
『写真や動画をみんなでシェアすることがコミュニケーションの一部になっていて、できないと蚊帳の外に置かれてしまう』
といった、若者特有の切実な事情を指摘する声がある一方で、高価な端末を買い与えることへの慎重な意見も目立ちます。
『10万円もする物を親にねだるという考えもなかったし、簡単に与える親もそうそういなかった』
『経済的に苦しくても、無理して買い与えるのが間違っているとは思わないが、苦労して買ってくれたことを悟り、誠実な人間になろうと頑張る契機にしてほしい』
など、教育的観点からの議論が活発に行われています。
一方で、Android端末の利便性や個性を重視する層からは、周囲に流されることへの危惧も示されています。
『周りと同じ環境がなくても、自分は自分と思える考え方を持つことが今後の人生で大切』
『コスパの良いAndroidのほうがいいのに、みんな分かっていないなと考えられる自分独自の一枚上手な思考ができるようになってほしい』
といった、自立心を育むべきだという主張も根強いものがあります。
親としては、決して安くはない買い物を前に頭を悩ませるところですが、現在は型落ちのモデルや、キャリアの返却プログラムを活用することで、月々の負担を抑えて導入できる選択肢も増えています。














