「好きなのを選びなさい」普段は手助けゼロなのに、高額なおもちゃで息子の心を掴む義母。実母との差に思わずため息がこぼれた
ピンチの時はいつも実母。徹底してノータッチの義母
「お母さん、本当に助かる。いつも急にごめんね」
「いいのよ。お仕事なんだから気にしないでいってらっしゃい」
どうしても外せない用事や仕事の都合で、5歳の息子を誰かに預けなければならない時。私が頭を下げて頼る先は、決まって私の実母です。
一方で、車ですぐの距離に住んでいる義母はというと、私たちの子育てを手助けする気は一切ないご様子。
「私、子守りは体力的に疲れるから無理だわ。あなたたちでどうにかしなさいよね」
以前、どうしてもとお願いした際も、あっさりと冷たく断られてしまいました。それ以来、日常的なピンチの場面で義母に連絡をすることはありません。日々の泥臭い育児を文句一つ言わずにサポートしてくれる実母には、感謝してもしきれない毎日です。
しかし、そんな徹底してノータッチを貫く義母が、唯一異様なほどの熱意を見せる瞬間があります。それが、年に一度の息子の誕生日。
「好きなの選びなさい!」高額おもちゃで美味しいとこ取り
「わぁ!これ、テレビでやってたやつだ!ずっと欲しかったんだよ!」
「ふふふ。いいわよ、好きなのを選びなさい。ばぁばが買ってあげるからね」
おもちゃ屋の大型店舗のど真ん中。義母は満面の笑みで息子に語りかけます。義母のこだわりは、ただ現金を渡したりプレゼントを送ったりするだけでなく、必ず「息子の目の前で高額なおもちゃを買ってあげる」こと。
「ばぁば、これすごく高いよ?本当にいいの?」
「もちろんよ!今日は特別なんだから。遠慮しないでカゴに入れなさいな」
普段は私たちの生活に一切関わろうとしないのに、この日だけは別人のような大盤振る舞い。両手で抱えきれないほどの大きな箱を受け取った息子は、目をキラキラさせて義母に抱きつきます。
「ばぁば、最高!大好き!」
「よしよし、可愛いわねぇ。また来年も買ってあげるからね」
その光景を見るたび、私の心の中には真っ黒なモヤモヤが広がっていくのを止められません。熱を出して夜通し看病した日も、イヤイヤ期で途方に暮れた日も、一緒に乗り越えてくれたのは実母。日常の苦労を何一つ分かち合おうとしないのに、イベントの時だけは気前よくお金を出し、最高に美味しいところだけを持っていってしまう義母。
「あぁ、これでまたばぁばの株が上がっちゃったな……」
無邪気に喜ぶ息子の笑顔を見るのは、もちろん嬉しい。けれど、割り切れないこの複雑な感情を、一体どう消化すればいいのか。ドヤ顔でレジに向かう義母の背中を見つめながら、私は密かに深いため息をつくのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














