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2025.09.03(Wed)

トラベラーズチョイス選出の三溪園は、ただの庭園ではなかった。口コミで判明した建築のテーマパークとしての正体

横浜と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、近未来的なみなとみらいのビル群や、活気あふれる中華街ではないでしょうか。
しかし、そのイメージを鮮やかに裏切る、まるで時が止まったかのような“異世界”が、横浜・本牧の地に広がっていることをご存知でしょうか。

その名も「三溪園」。
トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス 2025」にも選ばれたこの日本庭園が、今、国内外の旅行者から「わざわざ行く価値がある」と絶大な支持を集めています。
その口コミを詳しく調査すると、ここは単に花や緑を愛でる場所ではない、実業家・原三溪の壮大な夢が詰まった、驚くべき“建築のテーマパーク”でした。

「ここは京都…?」横浜で出会う古建築コレクション

三溪園を訪れた多くの人が、まずその光景に「ここ、本当に横浜?」と驚きを隠せません。
それもそのはず、園内に巧みに配置されているのは、京都や鎌倉などから移築された、歴史的に価値の高い本物の古建築なのです。

 

「西の桂離宮、東の三渓園と称されているとのことで、特に内苑の茶室や建物の配置、池や川、木々の配置は本当に素晴らしい。」

「都内にも六義園のような大名庭園はあるが、こちらははるかにスケールが大きく、空が広くて気持ちいい。点在する建物は国の重要文化財がたくさんあって、ふと説明板を見ると豊臣秀吉が建てたお堂だったりする。」

 

園内には重要文化財10棟を含む、珠玉の建築コレクションが点在。
ここは横浜にいながらにして、日本各地を旅しているかのような錯覚に陥る、唯一無二の場所なのです。

“花の庭”だけじゃない!リピーターが語る四季の魅力と意外な楽しみ方

もちろん、建築物を彩る四季折々の自然も、三溪園の大きな魅力です。
梅や桜、ツツジ、ハス、そして紅葉と、一年を通して園内は豊かな色彩に包まれます。しかし、リピーターたちは、花以外の楽しみ方も見出していました。

 

「[大池]にビックリするほどの《鴨》がいるのには 想定外の驚きでした。」

「あと、猫がたくさんいます。猫好きにとってはそれもまた楽しい。」

 

季節によっては「日光さる軍団・猿まわし」がやってきたり、普段は非公開の建物が特別公開されたりと、訪れるたびに新しい発見があるのも、この庭園が愛され続ける理由です。
中には、有名ミュージシャンの“聖地”として訪れるファンも。

 

「小田和正さんがライブの時にご当地紀行という動画を作って見せてくださるのですが、三溪園、それもピンポイントで雁ヶ音茶屋さんに行きたくて訪問いたしました。」

 

歴史や建築だけでなく、様々な文化と結びついているのも、三溪園の奥深さと言えるでしょう。

「交通の便はあまり良くないが…」行く前に知っておくべき“リアル”な声

これほど素晴らしい場所ですが、訪れる際には少しだけ心構えが必要です。多くの口コミが指摘するのが「アクセス」の問題です。

 

「ちょっと行きにくいのでこれまで行きたかったのに行っていなかったところでした。」

「交通の便はあまり良くないが、わざわざ行く価値があるところだ。」

 

最寄りのJR根岸駅からバスで約10分、そこからさらに少し歩くという立地は、決して便利とは言えません。
しかし、多くの人がその手間をかけてでも「行く価値がある」と断言します。
「お茶を飲みながらゆっくり至福の時を」「のんびり、ゆっくり建物や自然を感じられてリフレッシュも出来てgood」といった声の通り、都会の喧騒から離れているからこそ、そこには本物の静寂と安らぎがあるのです。

まとめ

三溪園が世界中の旅行者から評価される本当の理由。
それは、美しい庭園であると同時に、日本各地の貴重な古建築を一度に体験できる、壮大な「野外建築博物館」でもあるからでした。
生糸貿易で財を成した一人の実業家が、失われゆく日本の美を後世に残すために作り上げた、まさに夢の空間。
その壮大なスケールと深い哲学に、誰もが心を打たれます。 もしあなたが「いつもの横浜」に少し飽きてしまったなら、時空を超えた“建築のテーマパーク”へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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