『上司に媚びを売る新人』と『ミスを私に丸投げするデレデレ上司』、限界の私が放った正論で、予期せぬ称賛を受けた結末
限界を突破した、上司の「丸投げ」
先日、職場でどうしてもモヤモヤを抑えきれない出来事がありました。
私の部署に、20代の新しい女性社員が配属されてきたときのこと。若くて元気なのは良いのですが、彼女は仕事を覚えるよりも先に、上司に気に入られようと必死だったのです。
「本当に頼りになりますね!」
猫撫で声で媚びる彼女に、上司もすっかり鼻の下を伸ばす始末。まるでアイドルのファンと化してしまった上司の態度は、見ていて呆れるほどでした。
一番の問題は、上司が彼女のミスをさりげなく私に押し付けてくるようになったこと。黒い感情が、私の中に少しずつ澱のように溜まっていきました。
そんなある日のこと。彼女が重要な資料の提出期限を完全に勘違いしていることが発覚しました。
本来なら彼女自身が急いで修正すべきものです。しかし、上司は困り顔の彼女を庇うように、私のデスクへとやってきました。
「これ、今日中に直しておいてくれないかな」
悪びれる様子もなく、いとも簡単に仕事を丸投げ。彼女は上司の後ろで、申し訳なさそうな表情を作りながらチラチラとこちらを見ています。
プツン、と。私の中で何かが切れる音。
今まで波風を立てないよう我慢してきましたが、ここで引き受けたら、これからもずっと彼女の尻拭いをさせられることになります。
静かな反撃と、予期せぬ称賛
私はキーボードを叩く手を止め、ゆっくりと上司の目を見据えました。
「これは彼女の担当業務ですよね。どこをどう間違えたのか、まずは本人に説明してもらいますね」
怒鳴るでもなく、あくまで仕事上の確認として淡々と。自分でも驚くほど、氷のように冷たい響きだったと思います。
私のド正論に、上司は気まずそうに言葉を失いました。後ろにいた彼女も、まさか私が反論するとは思わなかったのでしょう。観念したようにうつむくしかありませんでした。
結局、その資料は彼女自身が残業して仕上げることに。
騒動が落ち着いた後、別の同僚がそっと私に近づいてきました。
「あの対応、すごくスカッとしたよ!実は誰も何も言えなくて困ってたから、本当に助かった」
その言葉を聞いて、私の中に溜まっていたモヤモヤが一気に晴れていくのを感じました。
大人になると、直接言わずに飲み込んだほうが楽な場面もたくさんあります。でも、理不尽なことに対して「言うべきこと」はしっかり言わないと、自分の心が削られてしまうだけ。
勇気を出して伝えたことで、職場に少しだけ平和を取り戻せた、スッキリとした出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














