「離婚した人とは、ちょっとね」離婚後は私を避けた3人のママ友。だが、再婚後に近づいてきた3人へ放った一言
離婚してから変わった3人の態度
幼稚園のころから、子ども同士が仲よしだった縁で付き合ってきたママ友が3人いました。
家を行き来し、誕生日には子どもたちと一緒にケーキを囲むような仲でした。
ところが、子どもが中学に入った春に私が離婚すると、3人の態度が変わりました。
入学して最初の参観日、教室の前で3人を見かけ、私は声をかけました。
「クラス、みんな離れちゃったね」
けれど3人はほとんどこちらを見ず、そのまま教室へ。
廊下ですれ違った私の子どもが会釈しても、そのまま通り過ぎました。
それまで毎月のように届いていたランチ会の連絡も、私には来なくなりました。
半年ほどたったころ、自転車置き場で3人がほかのお母さんたちと話しているのが聞こえました。
「うちの集まりはね、旦那さんの仕事がちゃんとしてる人だけなの」
「離婚した人とは、ちょっとね」
周りのお母さんたちは、返事に困ったような表情をしていました。その言葉を聞いて、私はもう無理に付き合う必要はないと思い、それから3人に自分から声をかけるのをやめました。
そんな中でも変わらずあいさつをしてくれたのが、学生時代からの友人でした。
友人にも同じ学年の子どもがいて、学校で会えば以前と同じように話してくれました。
私は子どもが2年生の冬に再婚し、その後、駅前に家を建てました。
その話が保護者のあいだに広まると、学校で3人から視線を向けられることが増えました。
体育館の入口で声をかけてきた3人
3年生の秋、合唱コンクールの日のことです。
体育館の入口で開場を待っていると、受付をすませた友人が私の少し後ろに来ました。
そこへ、あの3人が小走りで近づいてきたのです。
「やだ、元気だった?ずっと話したかったの」
久しぶりとは思えないほど明るい声でした。
そして真ん中の1人が、身を乗り出すようにして言いました。
「駅前の新しいお家、遊びに行ってもいい?」
もう1人も続けます。
「3人でお邪魔するね。いつなら空いてる?」
私は一瞬、返事に迷いました。
離婚した直後、教室の前で目も合わせなかった3人が、今は笑顔で私の返事を待っています。
私は笑って答えました。
「声かけてくれてありがとう。でも、ごめんね。家に呼ぶのは、ずっと変わらず付き合ってきた人だけにしてるの」
そして少し後ろにいた友人に手を振りました。
「来週のランチ、楽しみにしてるね」
「私も。いつものお店、予約しておくね」
それまで笑っていた3人の表情が止まりました。1人は何か言いかけましたが、そのまま口を閉じました。
そのとき、すぐ後ろから小さな声が聞こえました。
「離婚した人とはちょっと、って言ってたのにね」
真ん中にいた1人はうつむきました。私はそれ以上何も言わず、友人と並んで体育館へ入りました。
昔のような関係に戻りたいとは思いませんでした。状況が変わったときにも態度を変えずにいてくれた人との付き合いを、これからも大切にしたいと思った出来事です。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














