「牛乳1本、誰に頼んだの?」夫へのお願いを家族グループに誤送信した私。帰宅後、冷蔵庫を開けて驚いた理由
夫に送るはずが、家族全員に届いていた
平日の夕方、30代の私は職場の休憩室でスマートフォンを見つめていました。
画面には、母からこんなメッセージが届いていたのです。
「牛乳1本、誰に頼んだの?」
それを見た瞬間、私は思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。
実はその朝、冷蔵庫の牛乳がなくなっていることに気づいていました。
帰りに買おうと思っていたのですが、仕事が終わるころには疲れているかもしれません。
そこで、夫に買ってきてもらおうと考えたのです。
休憩に入った私は、さっそくメッセージを打ちました。
「今日、帰りに牛乳1本だけお願い」
ところが、送信した画面をよく見ると、そこは夫との個別のやり取りではありませんでした。
夫と母、そして小学生の息子が入っている家族のグループだったのです。
「うわっ、間違えた…!」
慌てて「ごめん、送るところ間違えた!」と送りましたが、すでに母から例の質問が届いていました。
続けて、夫からも返信が来ます。
「あれ、俺に頼んでる?」
さらに、子ども用の携帯電話を持っている息子まで反応しました。
「ぼくにもきたよー」
家族全員から反応が返ってきて、私は恥ずかしくなりました。
「夫に送るつもりだったの!ごめんね。牛乳は1本で大丈夫だから!」
そう返すと、ようやくメッセージが落ち着きました。
たった牛乳1本のお願いなのに、家族みんなに見られてしまうなんて。
私は苦笑いしながら、スマートフォンをしまいました。
冷蔵庫に並んでいた、まさかの3本
その夜、仕事を終えて帰宅すると、母が夕食を作っておいてくれました。
食事中はいつもどおりの会話が続き、昼間の誤送信については誰も触れません。
私もすっかり忘れかけていました。
ところが、食事を終えて食器を片付けようとしたときです。
母がなぜか笑いながら声をかけてきました。
「ねえ、ちょっと冷蔵庫を開けてみて」
「えっ、何かあるの?」
母は答えず、にこにこしています。夫と息子まで、こちらを見て笑っています。
不思議に思いながら冷蔵庫を開けると、私は思わず目を丸くしました。
「えっ!牛乳が3本もあるんだけど!?」
今朝は空っぽだった場所に、牛乳のパックが3本も並んでいたのです。
すると、夫が笑いながら言いました。
「いや、頼まれたから1本買ってきたんだけどさ」
母も笑いをこらえながら続けます。
「私も夕飯の支度をしてたら牛乳がないのに気づいてね。買っておいたのよ」
そして、息子が得意げに手を挙げました。
「ぼくも買った!朝、牛乳なかったでしょ?おこづかいで買ったんだよ!」
「ええっ!みんな買ってくれたの!?」
どうやら、夫は私から頼まれたから、母と息子はそれぞれ牛乳がないことに気づいて、買ってくれていたようです。
私が誤送信したせいで牛乳の話題が家族全員に広がり、結果的に3本も集まってしまいました。
「もう、1本でよかったのに!」
そう言うと、夫も母も息子も大笑い。
私もつられて笑ってしまいました。
ちょっと恥ずかしい誤送信でしたが、家族の気遣いがうれしくなった夜でした。
その週、わが家の朝の食卓には、いつもよりたっぷりの牛乳が並びました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














