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2012.05.07(Mon)

日本初上陸!ストロープワッフル専門店「ワーフルハウス」

オーナーのマルコ・ボスさん。神戸大学博士課程終了後、IT関連会社を起業、その後、奥様の佳子さんとともにストロープワッフル専門店を立ち上げました。

オーナーのマルコ・ボスさん。神戸大学博士課程終了後、IT関連会社を起業、その後、奥様の佳子さんとともにストロープワッフル専門店を立ち上げました。

ワッフルと言えば、日本ではベルギーワッフルのイメージが強いですが、ベルギーのおとなりの国オランダでも昔から食べられている国民的なおやつでもあります。「オランダ国内でも、さまざまなワッフルがありますが、オランダ国民の誰もが知っているのがストロープワッフルです」と話すのは「ワーフルハウス」オーナーのマルコ・ボスさん。

マルコさんは、ITコンサルティング会社の経営者から「オランダにもこんなおいしいワッフルがあるんですよ。そんな本場の味を日本に伝えたいと思って……」と転身し、奥様の佳子さんとともに開業。友人のブーランジェリーの一角で週末限定の実演販売からはじめ、2010年4月にストロープワッフル専門の実店舗を構えました。

お店は、阪急六甲駅からすぐ近く。水色の外観が目を惹きます。

お店は、阪急六甲駅からすぐ近く。水色の外観が目を惹きます。

阪急六甲駅を降りて少し歩くと、水色のかわいい店構えがすぐ目に飛び込んできます。「オランダの子供部屋をイメージして作りました」という店では、通りに面したテイクアウト専用の小さな窓から注文すれば、1枚からでも気軽に焼いてもらえます。

さて、この耳慣れない「ストロープワッフル」という名前、「ストロープ」とはオランダ語でシロップのこと。専用のワッフルメーカーでプレスして焼いて、丸く型抜きした生地を2枚にスライスした生地でキャラメルシロップをサンドするスタイルは、18世紀にロッテルダム近郊の町・ゴーダで生まれました。

「パン職人がクッキーくずを生地に再利用する方法を考えついたのが始まりだそうです。19世紀にはゴーダには100軒ほどのシロップワッフルの店があったそうで、その後にはほかの町のマーケットなどで売られるようになり、20世紀にはストロープワッフルとして、工場での大量生産が始まったそうです。現在も4軒の工場が稼働しています」とマルコさん。
はじまりは、パン屋さんがクッキーくずを再利用。残り物を上手に利用するなんて、私たちもぜひ見習いたいですね。

丸めたワッフルの生地をワッフルメーカーに載せ、プレスします。焼き上がると、アツアツのうちに半分にスライス。特製のキャラメルシロップをたっぷり塗って、挟んだら出来上がり!

丸めたワッフルの生地をワッフルメーカーに載せ、プレスします。焼き上がると、アツアツのうちに半分にスライス。特製のキャラメルシロップをたっぷり塗って、挟んだら出来上がり!

ベルギーワッフルとオランダのワッフルの違いをマルコさんに尋ねたところ、「いちばん大きな違いは形。ベルギーワッフルは、イーストやベーキングパウダーで膨らませているんです。ストロープワッフルは、クッキー生地みたいですね。フランスのゴーフルも、ルーツは同じじゃないでしょうか」とのこと。

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