tend Editorial Team

2025.09.10(Wed)

【沖縄・万座毛】トラベラーズチョイス受賞の理由を口コミから紐解くと、絶景以外の答えが見えてきた!?

世界最大級の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」が、世界中の旅行者からの口コミ評価をもとに選出する「トラベラーズチョイス」。
その栄えある2025年版に、沖縄本島を代表する景勝地「万座毛(まんざもう)」が選ばれました。

沖縄旅行のパンフレットで誰もが一度は目にする、あの象の鼻の形をした岩がある絶景スポットです。
しかし、近年リニューアルされ、入場が有料(100円)になったことで、その評価は大きく変わったと言われています。

果たして、今の万座毛は本当に行く価値があるのか?
世界中の旅行者が認めたその魅力の正体を、実際に訪れた人々のリアルな口コミから徹底的に探ってみました。

 

やはり圧巻!琉球国王も称賛した“象の鼻”とエメラルドグリーンの海

まず、時代を経ても変わらない万座毛の核心的な魅力は、その圧巻の景観にあります。
その昔、琉球国王がこの地を訪れた際に「万人を座するに足る毛(一万人が座れるほどの広い野原)」と称賛したことが、その名の由来。

断崖絶壁に打ち付ける波と、どこまでも広がるエメラルドグリーンの海のコントラストは、訪れる人々を魅了し続けています。

「建物から出てしばらく遊歩道を歩いて行った先に、一番のビュースポットが有ります。なるほどガイドブックなどで見てきた『象さん』がそこにいました。」
「そして断崖から見下ろす絶景はとても素晴らしく、感動でした⭐︎ 同時に、訪れて良かったなと思いました。」

自然が数万年の歳月をかけて創り出したこの雄大なアートは、写真で見る以上の感動を与えてくれます。
夕暮れ時には水平線に沈む夕日が見られるなど、時間帯によって異なる表情を楽しめるのも大きな魅力です。

「昔と変わりすぎ…」リニューアルと“入場料100円”への賛否両論

かつての万座毛を知るリピーターにとって、最も大きな変化が2020年にオープンした「万座毛周辺活性化施設」と、それに伴う入場料100円の導入です。
この変化には、今も賛否両論が渦巻いています。

「万座毛が観光地化されてしまった(中略)昔は崖のすぐ近くまで行けて自然のダイナミックさを味わえましたが、今は柵だらけで見るだけになっていて、景色は素晴らしいけれどちょっと残念でした。」
「改悪 二度と行かない」

昔ながらの、ありのままの自然に触れられた頃を懐かしむ声がある一方で、この変化を肯定的に捉える声も多数あります。

「100円の入場料が出来たものの100円の事ですし、この景勝地の環境保全につながれば・・・と。」
「入場料100円も安いし、駐車場も無料、土産物のシーサーが他の所より、かなり安い。ここは、お金にやさしい穴場かも。」

荒らされがちだった景観が保全され、その対価がわずか100円であることへの納得感。
この変化をどう捉えるかが、今の万座毛の評価の分かれ道と言えそうです。

100円で得られるのは景色だけじゃない?口コミが見つけた“意外な快適さ”

では、100円の価値は景色だけなのでしょうか?口コミを詳しく見ると、有料化と整備によって生まれた「快適さ」に満足している声が多く見つかりました。

「有料になった分、一帯は散策路が整備され、象の形の崖を眺め建物に戻るようになっています。」
「若干スロープになってる場所がありますが段はないので車椅子の方も来られてました。」

かつては草むらの中を歩いていた場所が、誰でも安全に歩ける遊歩道に。
バリアフリー化が進んだことで、お年寄りから車椅子の方まで、誰もが安心して絶景を楽しめるようになったのです。
また、「建物も新しくなって、トイレも最新の設備になってました」という声の通り、新施設の清潔で快適なトイレや充実したショップは、旅行者にとって非常に大きなメリットです。

【知る人ぞ知る】絶景の後の“もう一つのお楽しみ”とは?

そして、今の万座毛の魅力を語る上で欠かせないのが、新しい施設が生んだ「絶景以外の楽しみ」です。

「ここの商業施設のお店『三矢本舗』の揚げたてのサーターアンダギーが本当に美味しいです。普通見掛けない『モカ(コーヒー)』が有りますが、すぐに売り切れてしまいます。」
「見落としがちな3階は展望テラスになっています。」

絶景を堪能した後に、揚げたての絶品サーターアンダギーを頬張る。
そして、あまり知られていない3階の展望デッキから、また違った角度で海を眺める…。これらは、リニューアル後の万座毛だからこそ体験できる、新しい楽しみ方です。

まとめ:今の万座毛は「行く価値あり」なのか?

万座毛は、昔ながらの素朴な景勝地から、誰もが安全・快適に楽しめる複合観光施設へと進化を遂げました。
その変化に寂しさを感じる声があるのも事実ですが、「圧巻の景色」「安全性と快適さ」「新たなお楽しみ」が100円で手に入ることを考えれば、その価値は計り知れません。

世界中の旅行者が「トラベラーズチョイス」に選んだという事実は、今の万座毛が持つ普遍的な魅力の、何よりの証明と言えるでしょう。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2025.09.11(Thu)

【ZOZOTOWN】なぜ、5,940円のバギースラックスはここまで人気なのか?口コミで見えたその理由とは?
tend Editorial Team

NEW 2025.09.10(Wed)

【無印良品】約2万円でも「買ってよかった」の声。無印のキャリーケースが旅のストレスを激減させる「一つの機能」とは?
tend Editorial Team

NEW 2025.09.10(Wed)

ゴミがお金に…?車パンパンの空き缶が4000円に! 驚きの投稿に「1ミラジーノあたり4000円なんだ」と驚きの声も
tend Editorial Team

SPECIAL

2024.12.02(Mon)

キッズ向けの家具も探せる!|家具通販におすすめの人気サイト【9選】
tend Editorial Team

2021.03.06(Sat)

ひとくち食べたら感動が口に広がる! イスラエル生まれの新柑橘「オア」
tend Editorial Team

2021.03.02(Tue)

地中海太陽の恵み「サンライズ ルビーグレープフルーツ」
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.08.31(Sun)

配達員「訴えたら勝てそうじゃね」エレベーター無し5階への大量の水、その絶望的な光景に同情の声殺到
tend Editorial Team

2025.08.31(Sun)

元Repezen Foxx・DJまる、解散ライブ参戦!「全てが社長の掌の上だったと思える」とファンの鳥肌が止まらない
tend Editorial Team

2019.03.06(Wed)

H&M×ナタリー・レテのベビー&キッズコレクションが到着! イベント招待などのキャンペーンも開催
tend Editorial Team