
令和の人は知らない!?昭和を席巻した"なめ猫免許証"って何者?
「なめられたら無効」――
これを見て「懐かしい!」と叫んだあなたは、きっと昭和育ちだ。
今回取り上げるのは、1980年代初頭に社会現象となった伝説のキャラ、"なめ猫(なめんなよ)"。
その代表アイテムが、この猫の運転免許証風カードだ。
なめ猫とは何者か?
"なめ猫"は1980年に誕生したキャラクターシリーズ。
ヤンキー風の服装にリーゼント、腕章にサングラスといった様々な出で立ちの猫たちが、
「なめんなよ(なめ猫)」というキャッチコピーとともに登場した。
そのビジュアルと反骨精神が当時の若者文化とドンピシャでハマり、大ブームに。
下敷き、ポスター、ステッカー、ぬいぐるみ、そして伝説の「免許証風カード」
など、関連グッズは累計8000万枚以上売れたと言われている。
一番人気は「免許証風カード」
その中でも圧倒的な人気を誇ったのがこのカード。
免許証そっくりのデザインだが、よく見るとすべて"ネコ仕様"。
本籍:クジラ県カツオ市サンマ字メダカ285-1
免許条件:「シッポでハンドルを握らない事」
交付日:昭和57年1月15日
そしてなによりも目を引くのが、「なめられたら無効」の文字。
クールな見た目とシュールな遊び心が昭和キッズに大ウケし、
"筆箱の中に1枚"学生カバンの裏に忍ばせるのが定番だった。
令和の若者にはどう映る?
「猫に免許証って何…?」「これ公式?持ってていいやつ?」
「メルカリでめっちゃ売れてる!」「でもちょっと…欲しいかも」
実は今でもレトログッズとして静かな再注目を浴びており、
ヴィレヴァンや雑貨屋などで見かけることもある。
まとめ
「なめられたら無効」――それは、昭和キッズたちのプチ反抗とユーモアが詰まった合言葉。
今見てもやっぱりかわいくて、ちょっとシュールで、クセになる。
令和の若者たちよ、これが昭和の"ヤンキー猫カルチャー"だ!