無印良品の公式サイトより引用
夏の訪れと共に、多くの家庭で勃発する「子供の水筒」問題。「氷がすぐ溶けて、帰る頃にはぬるま湯になってる…」「お茶がどんどん薄まって美味しくない!」。
そんな親たちの地味な悩みを解決すべく、無印良品から発売された「シリコーン アイスバーも作れる製氷器」(590円)が、今、爆発的な人気を博しています。
しかし、その口コミを詳しく覗いてみると、「とにかく取り出しにくい!」「忙しい朝には不向き」といった不満の声が多数。それなのになぜ、人々は「リピ買いした」「追加購入した」と、この商品をこぞって買い求めるのでしょうか。その謎のヒットの裏には、多少の不便さをものともしない、圧倒的なメリットと天才的な活用術が隠されていました。
「味が薄まらない!」夏の“水筒ストレス”を根本から解決する圧倒的メリット
この製氷器が“夏の最終兵器”とまで呼ばれる最大の理由。
それは、多くの親が抱える「飲み物が薄まる問題」を根本から解決してくれる点にあります。
「水筒に今までは水で作った氷を入れていたのですが、これでお茶氷を作ったら薄くなる事なくオススメです。」
「毎日使っています。麦茶が薄まらず子供が大喜び。ちょっと出しにくいですね。」
お茶やスポーツドリンクで直接氷を作ることで、氷が溶けても飲み物の濃度はそのまま。
さらに、太くて長いスティック状の氷は、製氷機の小さな氷よりも格段に溶けにくく、冷たさが長持ちします。
「大きな氷だと製氷機の氷と比べて3倍は長持ちするので暑い中でも溶けにくくて良いです。」
「高校生の息子の水筒にこれを入れると、帰りまで冷たく飲めるようです。」
味が薄まらない、そして冷たさが続く。
この2つの圧倒的なメリットが、「もうこれなしでは夏を越せない」と多くの家庭で必需品となっている理由なのです。
「取り出しにくい!」ほぼ全員が直面する“朝の格闘”と攻略法
しかし、この商品の口コミで、ほぼ全員が言及するのが「氷の取り出しにくさ」です。
シリコン製と聞くと、簡単につるんと取り出せるイメージがありますが、現実は少し違うようです。
「氷が取り出しずらい。イライラしてハサミで切りました。(もちろん再利用不可能)」
「忙しい朝には、不向きで残念です。」
カチカチに凍った状態では、シリコンが氷に張り付いてビクともしない。
この“朝の格闘”に、多くのユーザーが苦戦しています。しかし、諦めるのはまだ早い。賢い愛用者たちは、数々の攻略法を編み出していました。
「冷凍庫から出して少しおくと周りが溶けて取り出しやすくなります。」
「流水で周りを少し溶かし、逆さまにして手のひらで底をグッと押すとわりと簡単に抜けます。」
「これは良い。出すのにコツがいるけど慣れると簡単。シリコンなのでビヨーンと引っ張って周りに空気を入れると外れやすい」
少し時間を置く、流水をかける、シリコンをひねって空気を入れる。このひと手間を惜しまないことが、この商品を快適に使いこなすための鍵のようです。
「ポップキャンディでアイス!?」口コミで見つけた“天才的”な使い方と注意点
この商品の正式名称は「アイスバーも作れる製氷器」。
その名の通り、自家製アイス作りも大きな魅力ですが、あるユーザーが発見した“天才的な活用術”が話題です。
「子どものおやつのペコちゃんのポップキャンディ、水に入れとくとアイスになるんだって!食べたい!と子どもたちに言われて、こちらで作りました。飴の棒もフタの穴でギリギリ支えられて良い感じです。」
まさかの「ポップキャンディ」をアイス化。
このクリエイティブすぎる発想は、子供が喜ぶこと間違いなし。
他にも「濃縮タイプ野菜ジュースをアイスキャンディにするオススメです」など、自分だけのアレンジを楽しんでいる声が多数見られました。
ただし、最後に注意点も。
一部のユーザーからは「シリコンが臭い」「冷凍庫の匂いが氷につきます」といった、「匂い移り」の問題が指摘されています。
匂いに敏感な方は、使用前にしっかり洗浄したり、冷凍庫の脱臭を心がけるなどの対策が必要かもしれません。
まとめ
無印良品の製氷器が、「取り出しにくい」という明確な弱点を抱えながらも絶大な人気を誇る理由。
それは、それを遥かに上回る「夏の水筒問題を根本から解決する」という圧倒的なメリットがあるからでした。
①飲み物が薄まらない、②長時間冷たい、③省スペースで氷が作れる、という3つの強みが、朝の少しの格闘を乗り越えさせるほどの価値を提供しているのです。
いくつかの“クセ”はあるものの、それを乗りこなす知恵さえあれば、これほど頼もしい夏の相棒はいないでしょう。