卓球W杯・中国で張本智和へ執拗なブーイング
中国・成都で開催された卓球の混合団体ワールドカップで、日本の張本智和選手に対し、地元の観客から執拗なブーイングが浴びせられる事態が発生しました。
6日に行われたフランス戦などで、張本選手が得点するとブーイングが起き、失点すると大歓声が上がるという異様な雰囲気に包まれました。
張本選手の両親が中国出身であることが背景にあるとみられています。
大会中には選手紹介でのアナウンスミスも発生していました。
この状況に対し、対戦相手であるフランスのシモン・ゴジ選手がSNSで
「申し訳なく思った」「見るのがつらかった」
と投稿するなど、他国の選手からも同情の声が上がるほどでした。
完全アウェイの過酷な環境下で、スポーツマンシップを欠いた観客の振る舞いが波紋を広げています。
SNS上では、
「スポーツマンシップもマナーも何もない。あるのは憎しみだけ。こんな国もある事に驚く。」
「今回のブーイングだけじゃなくフラッシュにしても、あれだけ制止のアナウンスをしてもやめないし。中国の会場にはしばらく行かない方が良いんじゃないかなと思うぐらい酷かった。」
「なんか悲しいですね。張本くんにとっては通らなくてはならない運命なのかもしれないけど、あまりにも露骨すぎる。スポーツは闘いの競技だけど」
など、さまざまな意見が寄せられています。














