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2026.07.13(Mon)

「バレなきゃ独身だろ」子ども3人を隠した既婚男。だが、慰謝料300万円の請求を突きつけ縁を切った

「バレなきゃ独身だろ」子ども3人を隠した既婚男。だが、慰謝料300万円の請求を突きつけ縁を切った

3人の子がいた男

50代になって、久しぶりに人を好きになりました。

もう分別のつく年ですから、交際を決める前に、ひとつだけ念を押したのです。

「あなた、独身よね。結婚はしてないわよね」

「当たり前だろう。この年で隠すことなんてないさ」

その言葉を信じて、付き合いは半年ほど続きました。

休みの日には二人で出かけ、この年で巡り合えたことを、私はただ幸せに感じていたのです。

けれど彼は、自宅にだけは決して私を招きません。

近くまで送っても、家の手前で「ここでいい」と車を降りてしまう。

理由を聞いても、いつも話をはぐらかすのでした。

その違和感を先に嗅ぎ取ったのは、私ではなく、私を心配してくれた友人でした。

ある夜、彼女が泣きそうな声で電話をくれたのです。

「見つけちゃったの。あの人、家族の写真をネットに上げてる。子どもが3人いる」

一番下の子は、まだ1歳にもなっていませんでした。

私が独身の恋人だと信じ切っていた相手には、妻と、3人の子どもがいたのです。

「嘘でしょう…ずっと、独身だって」

「うん。だから、あなたに黙ってられなかった」

300万円で縁を切る

私は彼を問い詰めました。写真を見せても、彼はただ開き直るだけでした。

「バレなきゃ独身だろ」

その一言で、私の中の何かが冷たく固まりました。

この人は、悪いと思ってすらいないのです。

私は写真の背景から少しずつ手がかりをたどり、彼が隠していた自宅を突き止めました。

そして、貞操権の侵害で彼を訴えることに決めたのです。

既婚と知らされずに関係を続けさせられたことは、立派な権利の侵害になるのだと知りました。

証拠を集める作業は、思い出すたびに胸が締めつけられ、何度も投げ出したくなりました。

それでもひとりで抱えきれずにいた私に、敏腕で評判の女性弁護士が、静かに背中を押してくれたのです。

「泣き寝入りする理由はありません。きっちり請求しましょう」

証拠を前にした彼は、もう強気ではいられませんでした。

顔を赤らめ、言い訳を並べ、やがて何も言えず下を向きます。

「そんなつもりじゃ……ちょっと待ってくれ」

通常は50万から100万円とされる慰謝料。彼が払わされた額は、300万円でした。

あんなに堂々と嘘をついていた男が、最後は小さくなって、私を見送るだけでした。

お金が欲しかったわけではありません。騙され続けるより、はっきり知って縁を切れたことのほうが、ずっと良かった。

私は振り返らず、その人と別れました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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