
「土用の丑の日」って何?うなぎを食べる理由と本当の意味を解説!
2025年の「土用の丑の日」は7月19日(土)です。
スーパーや飲食店でも"うなぎ推し"が一気に高まるこの日、ふとこんな疑問を持ったことはありませんか?
「そもそも土用の丑の日って何?」
「うなぎってなんでこの日に食べるの?」
今回は、そんな"知ってるようで意外と知らない"土用の丑の日について、わかりやすく解説します!
「土用の丑の日」とは?
実は"夏だけ"じゃなかった!
「土用の丑の日」とは、季節の変わり目にあたる「土用」期間の中で、"丑(うし)の日"にあたる日のことを指します。
「土用」はもともと、春夏秋冬それぞれに存在しますが、現在よく知られているのは夏の土用(7月中旬〜8月初旬)。この期間にやってくる"丑の日"が、「土用の丑の日」です。
ちなみに「丑の日」は十二支(子・丑・寅…)を日付に当てはめたもので、年ではなく"日"を示しています。
なんで「うなぎ」を食べるようになったの?
この風習が広まったのは江戸時代。
あるうなぎ屋が「夏場に売れないうなぎを売る方法」を平賀源内(ひらが げんない)に相談したところ
「"土用の丑の日にうなぎを食べると元気になる"と書いた張り紙を出せばいい」
というアイデアを提案。
これが思いのほか大ヒットし、以来「うなぎ=夏バテ防止のパワーフード」として定着しました。
うなぎ以外でもいいの?
もちろんOK!
実は、「う」のつく食べ物を食べるといいという風習もあり、
梅干し、うどん、うし(牛肉)、うり(冬瓜、きゅうりなど)
といった"う"のつく食べ物を食べることもあります。
まとめ:土用の丑の日は「体を整える日」
2025年の土用の丑の日は、7月19日(土)。
この日は単にうなぎを食べるだけでなく、
季節の変わり目に体調を崩しやすいことへの注意喚起
栄養をつけて夏バテを防ごうという知恵の伝承
といった、生活に根付いた意味がある日なんです。