前山剛久さんが六本木で「夜職」デビューを報告
2021年12月に急逝した神田沙也加さんと真剣交際をしていた元俳優の前山剛久さんが、自身のSNSを通じて新たな近況を明かしました。前山さんはInstagramのストーリーズを更新し、東京・六本木のメンズラウンジで勤務していることを報告しました 。街中を歩く最新の姿とともに投稿されたこの内容は、瞬く間に拡散され、世間に衝撃を与えています 。
前山さんは今年、33歳の誕生日にあわせてSNSを開設し、韓国での活動や舞台出演を通じた芸能界復帰を模索してきました。しかし、神田さんに対する当時の凄惨な言動や、彼女を死に追い詰めたとされる「加害者」としてのイメージは根強く、出演予定だった舞台が上演中止に追い込まれるなど、表舞台への道は事実上閉ざされていました 。34歳となった彼が、生活のために選んだ次なるステージが「夜職」という道だったのです。
この報告を受け、SNSでは極めて厳しい声が渦巻いています。現在の姿に対して
「おじホスで草」
と揶揄する声や、
「沙也加さんをあんな形に追い込んでおきながら、よく平然と夜の仕事ができるな」
といった、過去の事実を重く受け止めるユーザーからの批判が相次いでいます 。
前山さんはかつて、自らの放った執拗な言葉によって、神田さんの精神を限界まで追い詰めたと報じられてきました 。その結果として彼女を失い、自らのキャリアも失ったという事実は、どれだけ時間が経過しても世間の記憶から消えることはありません。今回のメンズラウンジ勤務についても、一人の人間としての再起を模索する動きと見る向きは少なく、むしろ「過去から逃げている」といった否定的な見方が大勢を占めています。
華やかな六本木の夜に身を投じた前山さんですが、彼を待つのは決して平坦な道ではありません。接客業という、人前に立ち続ける仕事を選んだ以上、常に「神田沙也加さんを死に追いやった」という厳しい視線にさらされ続けることになります。
かつて大切な人を絶望の淵へ突き落とした自らの言動を、彼はどのように受け止め、今この場所に立っているのでしょうか。どれだけ場所や職業を変えても、背負った十字架が消えることはありません。
六本木の喧騒の中で、彼がどのような思いで客と向き合うのか、世間は依然として冷ややかな感情を抱いたまま、その行方を注視しています。














