居心地の悪い義実家
義実家への訪問。
多くの人にとって少し気を使うイベントかもしれませんが、私にとっては毎回、胃が痛くなるような時間でした。
理由は、義理の兄弟たちからの心ない言葉です。
先日、義実家で親戚一同が集まって食事をしていたときのことです。
3歳になる息子が「もっとジュース飲みたい!」とぐずり始めました。
もうすでに一杯飲んでいたので、私は優しく、でも毅然として言い聞かせました。
「もうおしまいだよ。ご飯が食べられなくなっちゃうからね」
すると、横から義兄が呆れたように口を挟んできたのです。
「えー、たまにはいいじゃんか。ケチくさいこと言うなよ」
それに同調するように、義姉もクスクス笑いながら言います。
「本当、〇〇ちゃん(私)ってば真面目すぎるのよね。そんなに厳しくしてたら、子供がかわいそうよ。ねー、〇〇くん(息子)、ママ怖くて嫌だねー」
「かわいそう」「厳しい」「ママは怖い」。
この言葉たちは、集まるたびに私の胸に突き刺さっていた棘でした。
(私は、息子の健康や生活リズムを考えて言ってるのに……)
でも、ここで反論すれば場の空気が悪くなる。
そう思うと、私はいつものように「あはは……すみません」と愛想笑いを浮かべ、テーブルの下でギュッと拳を握りしめることしかできませんでした。
「ほら、おじちゃんが内緒であげるから」
義兄がそう言って、勝手にジュースを注ごうとした、その時でした。
夫からの救いの一言
「やめろよ」
今まで黙って食事をしていた夫が、箸を置いて低い声で言ったのです。
一瞬、場の空気が止まりました。
義兄がキョトンとして「え?」と聞き返すと、夫は真っ直ぐに義兄たちを見据えて、はっきりと言い放ちました。
「教育方針については、俺たちが決めることだから。外野が勝手に口出ししないでくれ。それに、俺も妻のやり方に賛成してるんだから、『かわいそう』とか言うのはやめてくれ」
シン……と静まり返る食卓。
義兄は気まずそうに「わ、悪かったよ……」とジュースのパックを置き、義姉もバツが悪そうに視線を逸らしました。
夫が私の味方をしてくれた。
しかも、みんなの前ではっきりと。
その瞬間、今まで一人で抱え込んでいたモヤモヤとした重荷が、嘘のように軽くなるのを感じました。
夫の横顔が、これほど頼もしく見えたことはありません。
帰りの車の中で、「さっきはありがとう」と伝えると、夫は「当たり前のことを言っただけだよ」と照れくさそうに笑っていました。
あの日のスカッとした気持ちは、私にとって何よりの特効薬になりました。
これからは、もしまた何か言われても、夫となら乗り越えていけそうです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














