「その服、すごく可愛い!でも、私だったら違う色を選ぶかな」と褒めたフリしてマウントを取る友人。だが、私の仕返しで言葉を失った
褒め言葉の後に必ずついてくる「謙遜マウント」
大学で知り合った彼女は、一見すると明るく人当たりの良いタイプ。
でも、付き合いが長くなるにつれ、会話の端々に「あれ?」と首をかしげるような違和感が混ざり始めたのです。
それは、私を褒めているようでいて、最後には必ず自分を上に置く不思議な言い回し。
「その服、すごく可愛い!でも、私だったら違う色を選ぶかな」
「そのバイト、大変そうだね。私の方はもっと楽だし、時給もいいんだよね」
せっかくの楽しい時間も、彼女の「余計な一言」でなんとなく濁ってしまう。そんな小さなモヤモヤが、私の中に少しずつ積み重なっていきました。
ある日のランチ中、話題は避けては通れない「就職活動」のことになりました。
彼女は深いため息をつき、今にも泣き出しそうな顔でこう切り出してきたのです。
「ねえ、本当に就活がうまくいかなくて。どうしよう……」
「えっ、そうなの?大丈夫?」
私が心配して聞き返すと、彼女は手元のコップをいじりながら声を落としました。
「だって、まだこの会社とこの会社、たったの2社からしか内定もらえてないんだよぉ。全然ダメだよね。私、どこにも行けないかも……」
正直、耳を疑いました。
まだ一つも内定が出ていなかった私に対して、それはあまりに露骨な「謙遜マウント」。
励ましてほしいというより、優越感に浸りたい彼女の本音が透けて見えた気がしたのです。
鏡合わせの言葉が暴いた「友達の本音」
いつもなら「2社も決まっているなんてすごいよ!」と必死にフォローするところ。
けれどその日は、彼女のこれまでの言動が走馬灯のように頭を駆け巡り、不思議と冷静な自分がいました。
そこで、彼女がいつも私に使っている「あの言い回し」を、そのままお返ししてみることに。
「大丈夫だよ。あなたなら、きっともっといいところに行けそうだもんね」
努めて明るく、心からの応援を装って笑顔で返した瞬間。
それまで「困った」という顔をしていた彼女が、ピタッと黙り込んでしまいました。
いつも私が服やバイトの話で言われていた「もっと良い選択肢があるはず」というニュアンス。
それを就活という一番デリケートな場面で突きつけられ、彼女は言葉を失ってしまったようです。
悪気はなかったのかもしれません。
でも、自分の放った言葉をそのまま鏡のように返された彼女の沈黙を見て、私の心は驚くほどスッと軽くなりました。
これが彼女の「さりげないマウント」の正体に気づき、少しだけ自分を守ることができた瞬間。
それ以来、彼女の言葉に振り回されることはもうありません。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














