「2巻までしかないから大丈夫」確認して新刊3巻を買った私。だが、本棚の紙袋を開けて固まった理由
また同じ本を買いそうになった
30代の私は、雑誌やマンガを買うたびに、「これ、もう持っていたっけ」と迷うことがあります。
毎月出る月刊誌と、2か月に1回出る隔月誌の発売時期も、よく頭の中でごちゃごちゃになっていました。
その日の夕方も、家の近くの本屋で680円の隔月誌を手に取り、レジへ持っていきました。
すると、レジにいた40代くらいの女性店員が、表紙を見ながら少し首をかしげました。
「これ、前にも買われていませんでしたっけ?」
「えっ…そうでした?」
急に自信がなくなり、私は雑誌を見つめました。
「すみません。じゃあ、今日はやめておきます」
恥ずかしくなって店を出し、家に着いたところで、今度は好きなマンガの新刊が出ていたことを思い出しました。
「あ、3巻…!」
買い逃したくはありません。私はそのまま、もう一度本屋へ向かいました。
3巻を手にして、また不安になった
新刊の棚には、目当ての3巻が平らに積まれていました。
ところが手に取った瞬間、また嫌な予感がしました。
表紙の絵に、なんとなく見覚えがある気がしたのです。
「これ…買ったっけ?」
しばらく考えてみても、どうしても思い出せません。
結局、私は3巻を棚へ戻し、レジの店員さんに声をかけました。
「すみません。買ったかどうか家で見てきます」
店員さんは少し笑って、
「はい。お気をつけて」
と送り出してくれました。
再び家に戻り、本棚に並んでいるマンガの背表紙を順番に確認します。そこには1巻と2巻までしかありませんでした。
「よかった。やっぱりまだだった」
今度こそ間違いないと思い、私は三度目の本屋へ向かいました。
確認したはずなのに、もう1冊あった
3巻をレジへ持っていくと、先ほどの店員さんが私に気づきました。
「どうでした?」
「2巻までしかなかったので、今度こそ買います」
そう答えると、店員さんも笑っていました。
ようやく3巻を買い、家に帰ったころには、すっかり夜です。その日だけで、本屋には合計3回行っていました。
さっそく3巻を本棚へ入れようと、棚の前にしゃがみます。
そのとき、下の段の奥に本屋の紙袋が置いてあることに気づきました。
「…何だっけ、これ」
嫌な予感がして袋を開けると、中には隔月誌の同じ号が2冊。そして、その下にはマンガの3巻が1冊入っていました。
先月買ったものを、袋ごと本棚の下段にしまったまま忘れていたのです。
雑誌はすでに同じ号が2冊。そして3巻も、今日買ったものと合わせて2冊になりました。
私は同じ3巻を両手に持ったまま、本棚の前でしばらく動けませんでした。
「確かめたのに…なんで…」
それ以来、本屋へ行く前には、本棚を携帯電話で撮ってから出かけるようにしています。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














