tend Editorial Team

2012.03.21(Wed)

プラリーヌの伝統から未来へ「マゼ」

手前が昔ながらの店舗を模した伝統的な空間。奥が、塗り替えていく未来をテーマにしたホワイトベースのモダンな空間。

手前が昔ながらの店舗を模した伝統的な空間。奥が、塗り替えていく未来をテーマにしたホワイトベースのモダンな空間。

今を生きるモダンな店のあり方を打ち出したかったというブノワさんに対して、米川さんはプラリーヌという遺産があってこそ今があるという、老舗店だからこその強さを伝える店作りをしたいと提案したそうです。そのためエントランスでは、モンタルジーの店舗を模した木造の空間に招かれるという趣向になっています。ステンドグラス、ウッディーな棚、床タイルなど、すべてモンタルジーの職人に作らせたもの。ここには昔ながらのプラリーヌ、ボンボンチョコレートが置かれています。

モダンなスペースには、近年開発したカラフルなパッケージの商品が並びます。チョコレートがけをしたプラリーヌなど。

モダンなスペースには、近年開発したカラフルなパッケージの商品が並びます。チョコレートがけをしたプラリーヌなど。

そしてエントランス左側から奥にかけては真っ白の空間。新しいパッケージを纏ったコンフィズリーが展示されているのですが、今後、もっと発展していく、そして塗り替えられていくという想いを込めて、白い空間にしたそうです。「フランスにある伝統的なショコラ、パティスリーなどとともに、コンフィズリーという世界の持つ面白さに、マゼを通じて価値が見いだされていく未来を創れたら、とても意義深いことだと思います」という米川さん。今後もパッケージデザインなどを含めて、一役も二役も買っていくことでしょう。

パリ店舗のオープン記念に作ったお菓子たち。8種類のマカロン(左)とラング・ドゥ・シャ、ビスケット(右)。プラリーヌをベースにして、マゼならではの味わいに。

パリ店舗のオープン記念に作ったお菓子たち。8種類のマカロン(左)とラング・ドゥ・シャ、ビスケット(右)。プラリーヌをベースにして、マゼならではの味わいに。

パリ店では、この度パリ店オープンを記念して開発した、パリ店限定のお菓子を味わえるのも醍醐味です。8種のマカロンは、そのうち5種がプラリーヌをベースに作ったもの。アーモンドのプラリーヌ、ヘーゼルナッツのプラリーヌ、オレンジ&丁字風味のプラリーヌ、柚子のプラリーヌ、塩味キャラメルのプラリーヌと、オリジナリティ溢れます。また、プラリーヌベースのフィナンシエ、ビスケット、ラング・ドゥ・シャも。それぞれに、プラリーヌ独特のカラメルがけしたアーモンドやヘーゼルナッツの香ばしい香りがほんのりと立っていて、そのプラリーヌがお菓子という形で、上品で洗練されたパリらしい味わいに変化しているのが魅力でした。

マカロンとフィナンシエに、チョコレートソースをセットにしたボックス“Boîte Merveilleuse”(左)。ソースにはフルーツを浸して食べるのもグット・アイディアです(右)。

マカロンとフィナンシエに、チョコレートソースをセットにしたボックス“Boîte Merveilleuse”(左)。ソースにはフルーツを浸して食べるのもグット・アイディアです(右)。

そして、これらのお菓子を浸して食べるチョコレートソースとセットにしたスペシャルボックス“Boîte Merveilleuse(お伽の箱)”も新商品です。店の奥にある“バー・ア・フォンデュ”はイートインコーナーとなっていて、温かいチョコレートソースにフルーツやプチフールを浸していただけるセットメニューがあるので、是非試して欲しいと思います。

詳細

名称:La Maison de la Praline Mazet/ラ・メゾン・ドゥ・ラ・プラリーヌ・マゼ
住所:37 rue des Archives 75004 Paris
電話:01.44.05.18.08
営業時間:10:00〜19:00(月〜土)、11:00〜19:00(日)無休
Web:www.mazetconfiseur.com

プロフィール

伊藤文(いとうあや):料理ジャーナリスト 1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校卒業後、フランスの食文化を掘り下げる取材を重ねる。 著書に『フランスお菓子おみやげ旅行』、訳書に『招客必携』、『ロブション自伝』など多数。

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