
「ちょっとだけ甘いものが食べたい」「でも、手やデスクを汚したくない」。
そんな、誰もが一度は経験する“おやつタイムのジレンマ”。この悩みを完璧に解決してくれると、今、無印良品のある商品が大きな話題を呼んでいます。
その主役が、「紅はるかのスティック芋ようかん」(7本入・税込390円)。
一見、普通の個包装ようかんに見えますが、その食べ方と利便性に「天才的!」と感動の声が続出。
しかし、その一方で「開けにくい…」という真逆の意見も。
一体、この小さなようかんの何が、そこまで人々を惹きつけ、そして悩ませているのでしょうか?
公式サイトに寄せられたリアルな口コミから、その賛否両論の真相に迫ります。
人気の理由①:手が汚れない!ゴミが出ない!“ワンハンド革命”とも呼べる画期的なパッケージ
この商品の最大の魅力であり、最大の特徴。それが、ハサミや手で封を切る必要がない、画期的なパッケージです。
「袋を開けなくても押し出して食べることができることに驚きでした。手が汚れないっ!素晴らしいです。」
「ワンハンドで手軽に糖分補給。開封失敗してハサミ探したり切り離した部分が落ちてしまうこともないですし、非常時おやつとしてカバンに常備しておくと安心かも。」
袋の下から中身を「にゅるっ」と押し出すだけで、手を一切汚さずに食べられる。
この革新的なスタイルに、「感動した」「画期的」という声が殺到しています。
食べた後も小さなゴミが出ないため、子どもに与えるおやつとしても「余計なゴミも出ず、手も汚れずに食べられるのもいいです」と、子育て世代から絶大な支持を得ています。
人気の理由②:「隠れて食べる」ママから登山家まで。口コミが明かす意外な使用シーン
この“ワンハンド革命”は、想像以上に多様なシーンで活躍していました。口コミから見えてきたのは、驚くほど幅広い使われ方です。
「大好きな芋羊羹で手軽に食べれて子供達に隠れて食べれるから助かります笑」
「低血糖予防にデスクに入れています。片手で食べやすく、とても美味しいので重宝します。」
「登山のおやつに購入しました。でも汚れないし持ち運びに便利。」
ママが子どもに隠れてこっそり楽しむ“ご褒美おやつ”から、オフィスでの糖分補給、さらには登山やゴルフ中のエネルギーチャージまで。
そして、「賞味期限も長いので、防災用にまた購入しようと思います」という声の通り、長期保存可能な「備蓄食」としても注目されています。
この汎用性の高さが、単なる和菓子ではない、新しい価値を生み出しているのです。
【要注意】しかし賛否両論!「かなり力が必要」という“開けにくさ”問題
しかし、この画期的なパッケージ、誰もが手放しで絶賛しているわけではありません。口コミには、こんな切実な声も数多く寄せられています。
「押し出して食べるやり方はかなり力が必要で、高齢者には厳しいですね。」
「さすがの井村屋製、大変美味しく携帯性もバッチリ。(中略)子供はもちろん握力の弱い親の私も、押し出しでは食べられませんでした。」
「簡単には食べられない。下から押し出すだけで、と書いてあるが、強く押しても出てこない上に押してるうちにようかん自体が原型を留めないのが残念」
そう、この「押し出す」という行為が、人によっては「かなり力が必要」で、「開けにくい」と感じる最大の要因となっているのです。
コツを掴めば問題ないという声もありますが、握力の弱い子どもやお年寄りにはハードルが高い様子。
「結局ハサミで切った」という本末転倒な事態に陥る人も。この“クセの強さ”が、評価を真っ二つに分ける原因と言えるでしょう。
肝心の「味」はどう?ここでも評価は真っ二つ
味についても意見はさまざま。
「お芋の味が濃厚で、ねっとりとした食感も相まって芋そのものを食べているようです」という絶賛の声がある一方で、「期待してましたがアレっ?ただ甘いだけでお芋のおいしさは感じられませんでした残念」という厳しい評価も。
甘さ控えめと感じる人もいれば、甘すぎると感じる人もおり、味の好みは人それぞれといった印象です。
まとめ:買うべき?見送るべき?“クセ”を理解すれば最高の相棒に
無印良品の「紅はるかのスティック芋ようかん」。それは、「手を汚さずに食べられる」という天才的な発想で多くの人の心を掴みながらも、そのユニークなパッケージ故の“開けにくさ”という課題も抱える、非常に興味深い商品でした。
もしあなたが、「どこでも手軽に、スマートにおやつを楽しみたい」と願うなら、この商品は最高の相棒になる可能性を秘めています。少しばかりの力とコツは必要かもしれませんが、390円で得られるその快適さは、一度試してみる価値が大いにあると言えるでしょう。