ランチの注文を母親に電話で確認する男性の違和感
12月17日に放送された日本テレビ系「上田と女が吠える夜」の2時間スペシャルにて、タレントの若槻千夏さんが明かした婚活にまつわるエピソードが大きな反響を呼んでいます。この日のテーマは「令和の婚活に吠える夜」で、理想の結婚相手としてよく挙げられる「家族仲が良い人」という条件の危うさについて議論が交わされました。
若槻千夏さんは過去に交際一歩手前までいった男性とのデートを振り返り、決定的な違和感を覚えた瞬間を告白。何度かデートを重ねる中で、昼食のメニューを決める際に毎回わざわざ母親に電話をかけて相談する男性がいたといいます。スタジオが騒然とする中、若槻千夏さんはその理由について、男性が実家暮らしだったため夕食のメニューと重ならないよう調整していたようだと説明しました。
この光景を目の当たりにした若槻千夏さんは、この人と結婚したら将来的に苦労することになると直感し、交際を断念したと語りました。MCの上田晋也さんも、昼と夜のメニューが重なることくらい大した問題ではないはずだと鋭くツッコミを入れ、スタジオは爆笑と共感の渦に包まれました。
SNSではこのエピソードに対し、多くのユーザーからリアルな反応が寄せられています。
「ランチのメニューまで親に聞くのはさすがに自立できていなさすぎて怖い」
「家族仲が良いのと依存しているのは別物だよね」
「若槻さんの直感は正しい。結婚前に気づけてよかったと思う」
といった、若槻千夏さんの判断を支持する声が目立ちました。
一方で、
「実家の食事を大事にする姿勢はいいけど、外食の時くらい自分で決めてほしい」
「マザコンと家族思いの境界線は難しいけれど、これはアウトな気がする」
といった、現代の婚活における距離感の難しさを指摘する意見も散見されます。
若槻千夏さんが感じたような「言葉にできないけれど確かな違和感」は、婚活という場において非常に重要な指針になるのかもしれません。
家族を大切にする心は素敵ですが、パートナーとなる相手との時間を優先し、自律した判断ができるかどうかが、幸せな結婚生活への鍵となりそうです。














