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2026.02.16(Mon)

「お願いしやすくて助かるよ」と私にばかり仕事を頼んでくる上司→私が勇気をだして断った結果

「お願いしやすくて助かるよ」と私にばかり仕事を頼んでくる上司→私が勇気をだして断った結果

仕事を振る上司

これは、私が以前勤めていた職場で経験した、ある「決断」のお話です。

当時、私には少し困った上司がいました。

悪い人ではないのですが、特定の業務をなぜか私にばかり集中させるのです。

夕方、定時が近づき「今日は早く帰れるかな」と思っていると、その上司がニコニコしながら近寄ってきます。

「あ、〇〇さん!ごめん、この資料作成もお願いしていいかな?」

私が手元の山積みの書類に目を落としながら少し躊躇すると、上司は決まってこう言いました。

「いやあ、〇〇さんの方が作業が早いからさ。他の人に頼むより確実なんだよ」

「それに、〇〇さんにはお願いしやすくて助かるよ」

「……わかりました。やっておきます」

「早いから」「頼みやすいから」。

そんな言葉を並べられると、無下には断れません。

結局、周りの同僚たちが「お疲れ様でしたー」と軽やかに帰っていく中、私だけがポツンと残って残業をする日々が続いていました。

(なんで私だけ……。これ、明らかに他の人でもできる仕事だよね?)

遅い時間のオフィスでキーボードを叩きながら、モヤモヤとした気持ちが胸の中に溜まっていきます。

どれだけ仕事をこなしても、残業続きで体はクタクタ。

それなのに、会社からの評価が特別上がるわけでもありません。

「都合よく使われているだけじゃないのかな」

そんな不満が限界に達しようとしていた、ある日のことです。

私がすでに抱えきれないほどの業務と格闘している最中に、また上司がやってきました。

「悪い悪い!急ぎでこのデータ入力も頼みたいんだけど、いいかな?」

その瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。

でも、感情的に怒るのではなく、頭の中は不思議と冷え冷えとしていました。

私は作業していた手を止め、椅子ごと上司の方に向き直りました。

そして、上司の目をしっかりと見て言いました。

正直に伝えた結果

「課長。申し訳ありませんが、その件は引き受けられません」

上司は驚いたように目を丸くしました。

「えっ?いや、でも君ならすぐ終わるでしょ?」

「いいえ。現在抱えている業務量だけで手一杯です。これ以上引き受けると、ミスにもつながりかねません」

心臓がドクドクと音を立てていましたが、私は努めて冷静に続けました。

「この作業は私でなくても可能です。他の方に振り分けていただけますか?」

一瞬、気まずい沈黙が流れました。

上司は少し戸惑った様子で「あ……そ、そうだよね」と呟くと、バツが悪そうに頭をかきました。

「ごめんごめん、ちょっと頼りすぎてたね。わかった、これは他のメンバーにお願いすることにするよ」

「ありがとうございます。助かります」

上司はその足で別の部下に声をかけに行きました。

それ以来、上司の態度は明らかに変わりました。

仕事を振る前に「今、手は空いている?」と確認してくれるようになりましたし、チーム全体への割り振りも見直してくれるようになったのです。

勇気を出して「NO」を伝えたあの日。

ほんの少しの言葉でしたが、ずっと胸につかえていた重荷が取れ、帰り道は本当にスカッとした気分でした。

自分の身を守れるのは、やっぱり自分だけなんですね。

あの時、勇気を出して本当によかったと思っています。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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