「旦那が失踪しちゃったんだよね」久しぶりに再開した友人の告白。だが、次々と明かされる事実に開いた口が塞がらなかった
久しぶりに再開した友人
「久しぶり!相変わらず綺麗だね」
カフェのテラス席。
目の前で微笑む友人は、以前と変わらぬ華やかさでした。
元ホストの彼と結婚して2年。
波瀾万丈な恋を実らせた彼女の幸せを、周囲もようやく心から祝福できるようになった……はず。
そんな矢先の再会です。
近況報告もそこそこに、彼女がコーヒーカップを置いて切り出しました。
「実はさ……旦那が失踪しちゃったんだよね」
あまりに唐突な告白。
「えっ、失踪!?事件か何かに巻き込まれたの?」
事件の真相は
慌てて身を乗り出す私とは対照的に、彼女はどこか冷めた表情で窓の外を見つめています。
「ある日からパタリと家に帰ってこなくなって。職場だったホストクラブも無断欠勤が続いてたから、警察に届けを出したの。お店の人も総出で協力してくれてね、必死に捜索した結果……」
「結果、どうなったの?」
「なんと、全然知らない女の家に転がり込んでた。見つけた時は、もう開いた口が塞がらなかったわ」
話はそれだけでは終わりませんでした。
「それだけじゃないんだよ。調べてみたら、他にも複数の女性に『結婚しよう』って嘘をついて、お金を巻き上げてたみたい。いわゆる婚約詐欺。もう、ドラマみたいでしょ?」
次々と明かされる衝撃の事実。
「ひどすぎる……。なんて声をかけたらいいか……」
かけるべき言葉が見つからず、震える私の手を、彼女は力強く握り返しました。
「ううん、いいの! これでようやく目が覚めたから。流石に即、離婚決定でしょ! よく考えたら、あいつのために消えてたお金がかからなくなると思えば、むしろラッキーじゃない?」
「ラッキーって、あなた……」
「そうだよ! ついでに腕利きの弁護士を雇って、慰謝料もしっかり毟り取ってやるつもり。軍資金をたっぷりゲットして再出発よ!」
どん底の状況を笑い飛ばす、その清々しいまでの逞しさ。
かつて彼女が「ホストの妻」という茨の道を選んだ時のあの度胸は、今も健在でした。あまりの潔さに、心配していた私の心も、不思議と軽くなっていったのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














