「今回の研修、2人ずつに分かれて行ってね」同期4人への会社からの指示→同期の一人が送ってきたメッセージに勘違いして返信した結果
新卒時代
社会人になりたて、右も左もわからなかった新卒時代。
配属された部署にいた同期は、私を含めて4人でした。
不安だらけの毎日の中で、同期は特別な存在。
中でも一人の女の子とはすっかり意気投合し、一番の仲良しだと思っていました。
そんなある日のこと。上司から、新卒向けの研修についての案内が。
「今回の研修、会場が2カ所あるから2人ずつに分かれて行ってね。誰がどっちに行くかは、4人で相談して決めるように」
同期4人で2人ずつ。
誰とペアになるのか、ちょっとしたドキドキの瞬間です。
どうやって決めようかと考えていた矢先、手元のスマホがブルッと震えました。
画面を見ると、一番仲の良いあの彼女からのメッセージ。
『研修の会場、どうやって分かれて行く??』
個人宛てに連絡をくれたことが嬉しくて、私はすぐに文字を打ち込みます。
もちろん、彼女と一緒に行きたいというアピールもたっぷりと込めて。
『私はあなたと一緒だったら、場所はどっちでもいいな〜!』
送信ボタンを軽快にタップ。気の利いた返事をワクワクしながら待っていると、すぐに「既読」のマークが付きました。
送っていたのは…
「おっ、早いな」
そう思った次の瞬間、私の目は点に。
既読の横の数字が「1」から「2」、そして「3」へと一瞬で変わっていったのです。
「え……っ!?」
慌てて画面の上部を確認して、サァッと血の気が引きました。そこにあるのは、間違いなく『新卒同期グループ』のアイコン。
そう、私は彼女からの個人チャットだとすっかり勘違いして、同期全員がいるグループに特定の相手への熱烈なラブコールを送りつけてしまったのです。
「やっちゃった……!!」
他の2人からすれば、「私たちとは一緒に行きたくないってこと?」と受け取られかねない大失態。
まさに、穴があったら入りたい気分です。
幸いなことに、その後誰かから突っ込まれたり、関係がギクシャクしたりといったトラブルはありませんでした。
ただ、あの既読が次々と増えていくホラーのような光景と、その後の気まずさは、今でも鮮明に覚えています。
それ以来、メッセージを送信する前には、必ず「誰宛てのトークルームなのか」を深呼吸して確認。スマホを手にするたび、あの日の冷や汗がそっと蘇るのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














