「お前からのメッセージ、正直きつかった」交際していた彼から告げられた本音。付き合いたての頃の話に、思わず絶句
返信しやすいようにと思っていたのに
会えない日が続くと、こちらから短い文章を送るようにしていた。「今日は涼しかったね」「仕事終わった」程度の、返事を急かさないつもりの文章だ。
その積み重ねが「きつかった」と言われるとは、思ってもいなかった。
交際して半年が過ぎたある夜、付き合っていた男性が切り出した。
「お前からのメッセージ、正直きつかった」
続けて言われたのは、一日に何度もやりとりするのが苦手なこと、じっくり返信したいタイプだということ。
相手を気遣って送っていたつもりが、その気遣い自体が重さになっていた。自分なりに相手のことを考えてきたつもりが、その行為そのものがすれ違いを生んでいたとは。
「何か間違ったことをしていたのかな」という問いが、その瞬間から頭の中で回り始めた。
間違いというより、ただ違っていたのかもしれない。
でも、どちらにせよ重かった。
記憶されていた言動の重さ
その夜、初めて腰を据えて話し合った。
連絡の好みが正反対だったことが分かった。こちらは返事が来ないと相手の状態が気になってしまう。
彼は考えてから返したいから、短文が何通も届くことがプレッシャーになる。どちらが正しいわけではないけれど、ずっとずれたまま半年が過ぎていた。
話し合いで誤解は解けた。「一日一回にしよう」と決めて、穏やかに終わるはずだった。
ところが彼が最後に付け加えた一言が胸に残った。
「付き合い始めのころ、料理の写真を毎日送ってたよね。あのとき少し戸惑った」と。
いつの話か分からなかった。
でも彼はその頃のことをきちんと覚えていた。特定の日の特定の写真まで。
何気なく送った一枚が、相手の中に積み重なっていたという事実が静かに広がった。
自分がすっかり忘れている言動が、相手の記憶には鮮明に残っている。その非対称さが、ずしりと重かった。
誤解が解けた後のほうが、かえって胸がざわついた。気を遣うことの難しさを、これほど具体的に突きつけられたのは初めてだった。伝わっていると信じていたことが、相手には全く違う色をして届いていた。
「ちゃんとしていたつもり」が一番やっかいなのかもしれない。そんなことを思いながら、その夜は眠れなかった。
コミュニケーションに正解はないのだろう。でも、それを知るためには話し合う以外に道がないとも思った。正解がないなら、せめて相手に確かめる習慣だけは持っていたい。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














