出典:ODAN
注文をスマートにするはずが思わぬ落とし穴に、利便性を追求したデジタル化が招いた思わぬ反応とは
お馴染みの黄色いMのロゴへ足を運ぶと、最近よく目にするのがあの背の高い大きな板のような機械です。店舗運営を効率化するDXの旗印のもと、全国で導入が進む店頭注文用タッチパネル。店員さんと話さずともスマートに食事を済ませられる救世主かと思いきや、ネット上ではなにやら雲行きが怪しい様子。便利になったはずのシステムが、かえって利用者の頭を悩ませる種になっているというのです。
SNSの投稿を覗いてみると、その操作性に翻弄される人々の姿が浮き彫りになります。特に多くの人が首を傾げているのが、お財布事情に直結する金額表示のタイミング。
『最後の最後まで商品の値段が表示されなかった』
『600円以内で済ませたいのに計算しながら注文できないのは不親切』
といった声が象徴するように、カートに入れて最終確認の画面まで行かないと合計額が判明しない仕組みに、不安を覚える人は少なくありません。
一方で、
『テイクアウトか店内飲食かで税率が変わるから、後出しになるのは仕方ないのでは』
という冷静な分析も見られます。確かに制度上の壁はあるのでしょうが、あらかじめ目安となる価格を知りたいのが利用者の本音でしょう。中には、
『高いセットを買わせるための意図的な仕掛けではないか』
と疑ってしまうほど、この仕様に不信感を募らせるユーザーもいるようです。
使い勝手の面でも、画面のリズムに乗り切れないという意見が目立ちます。
『コーヒー一杯頼むのに10回くらいタッチが必要なのは疲れる』
『次へ進むボタンの位置がバラバラで、視線があちこち飛んでしまう』
といった具体的な不満が続出。巨大な画面を活かしきれず、スマホ向けの操作感を引きずったような設計に、使いにくさを感じる人が多いのかもしれません。特にお会計直前のついで買いを促す画面については、
『食べたいものが決まったからボタンを押したのに』
と、急いでいるときほど煩わしく感じてしまうのが人間の心理というものでしょう。
『言葉の壁を感じずに済むから海外では重宝する』
『店員さんとのやり取りが苦手な人には向いている』
といった前向きな評価も存在します。人手不足が深刻な今の時代、セルフ端末の存在が現場のスタッフを助けている側面も無視できません。
ただ、モバイルオーダーが非常に快適なだけに、店頭端末との使い心地の差に、もどかしさを感じてしまうのは贅沢な悩みではないはずです。














