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2026.06.04(Thu)

「ごめん、まとめお願い!」大学の課題で締切前夜に丸投げしてきた同級生。だが、私が送った分担表で状況が一変

「ごめん、まとめお願い!」大学の課題で締切前夜に丸投げしてきた同級生。だが、私が送った分担表で状況が一変

一人で積み上げた二週間

大学の必修科目、4人グループでの課題提出。

最初に分担を決めたとき、4人はそれぞれ担当パートを選んで、締切までに各自が仕上げる流れになっていた。

ところが4人のうちの一人が、締切が近づくにつれてどんどん作業から遠ざかっていった。

「バイトが忙しい」「体調が悪い」という言い訳が週ごとに積み重なり、一週間が過ぎても、二週間が過ぎても、その人の担当分は一向に出てこなかった。

残りの二人は見て見ぬふりを貫いていた。空気を読んで黙っているのか、単純に気づいていないのか、そのどちらも少し腹立たしかった。

結果として、毎晩レポートを進めているのは私だけになっていた。

締切前日の夜、スマートフォンに通知が来た。

「ごめん、まとめお願い!」

謝罪とも呼べないような一行。絵文字が一つついていた。

二週間分の積み重ねを、その一文で受け取ったような気がした。

(ありえない、全部押しつけかよ)

普段口にしないような言葉が、頭の中で勝手に渦巻いた。徹夜続きの体に、この一行が一番堪えた。

感情ではなく、事実を並べた

感情的なメッセージを送ることも考えた。でも言葉で責めても、相手は言い訳を重ねるだけかもしれないと思った。

証拠もなく怒りをぶつけても、「自分なりにやっていた」と言われたら返す言葉に詰まる。

だから代わりに、各自が担当すると決めた内容と、実際に提出された作業量を一覧にまとめた。

誰が何をどれだけ出したか、それだけを表にした。どのパートが埋まっていて、どのパートが空白のままか、一目でわかる形になった。

グループのメッセージアプリへ送って、一言だけ添えた。

「この分担で提出する予定だけど、問題あったら教えて」

心の中では何度も言いたかった言葉がある。

「担当分、まだ出てないよ」

でも、それは書かなかった。表を見れば、誰でもわかることだから。

言葉にしなかった方が、届いた

翌朝確認すると、夜のうちに担当分の資料がグループへ共有されていた。深夜に作ったらしく、ファイルの作成時刻がそれを物語っていた。

一覧を送る前には影も形もなかったのに、たった一晩で出てきたのだ。他の二人も朝には確認の返信を入れていて、提出までに全員分が揃った。

結局、あの一覧は何かを責める道具にはならなかった。

ただ、今の状況を誰もが同じように見られる形にしただけだ。それで十分だった。

感情をぶつけずに済んだことも、余計なトラブルにならなかったことも、振り返ればよかったと思う。

あのとき送った一覧が、グループ全員の意識を静かに動かしたのだと今でも感じている。怒りよりも、事実の方が力を持つことがあるのだと、あの夜に学んだ。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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